冬が近づくと、雪の多い地域では庭木の冬囲いが必要となります。
冬囲いとは、雪の重みで枝が折れてしまったり、冷たい風に吹かれて庭木が枯れてしまったりすることを避けるための対策です。

冬の間も葉を茂らせる常緑樹や寒さに弱い樹種、そして植えて間もない若い木にとっては特に大切な冬囲い。
庭木の大きさによっては、DIYでの設置も可能です。
この記事では、自分で行う冬囲いや雪吊りの方法と、必要な道具を紹介していきます。

また、冬囲いや雪吊りを業者に依頼した場合のメリット・デメリットや、費用相場をまとめました。
庭木の冬囲いを自分で行うか、それとも業者に依頼するかで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

冬囲いをする3つの理由

冬囲いは、冬のダメージを最小限に抑え、春からの開花や生長を促すために行われてきました。また、冬の風物詩として庭を美しく飾ってきた伝統的なものでもあります。

冬囲いをする理由について3つのポイントで説明します。

雪吊りの方法の重みから植物を保護するため

水分を含んだ重い雪が枝に積もって折れたり、冬の冷たい寒風で枝が揺さぶられたりなど、庭木は冬に大きなダメージを受けやすいです。

冬囲いによって雪の重みを分散させたり、あるいは枝を支えたりすることで被害を大幅に軽減できます。

冬の寒さから植物を保護するため

冬の強い寒風や雪、霜によって枝や幹が凍結すると、庭木の細胞が傷み、枯れ込みの原因になります。寒風は枝葉から水分を奪い乾燥させ、寒暖差は凍結・融解による「凍裂」を生じさせるからです。

冬囲いによって冷え込みが和らぐので凍害を防ぐことができます。特に、暖かい地域原産の庭木や、植えて間もない若木には必須といえます。

見た目を楽しむため

雪吊りやこも巻き、竹や縄を使う冬囲いは、庭木を保護しながら、日本的な情緒も感じられ、見た目も楽しめます。

庭の白い雪景色と、自然由来で伝統的な冬囲いが調和し、庭全体に静けさと品格をもたらします。

冬囲いや雪吊りの種類と自分で設置する方法

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冬囲いとは、雪の重みや冷たい風から樹木を守る対策です。いろいろな種類がありますが、庭木の種類や大きさに適した冬囲いを選びましょう。

DIYでも取り入れやすい、冬囲いの種類と方法を紹介していきます。

縄巻の方法

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縄巻は、もっともシンプルな冬囲いです。低木に施しやすい方法で、枝が細くてやわらかな樹木に適しています。

  1. 枝を幹に近づけるようにまとめながら縄で縛る
  2. 下の方から順に、2~3カ所縛っていく

傘を畳むようなイメージで枝をすぼめて縄を巻き、適度に力を加えて縛ります。下の方から順番に、50cmほどの間隔で縄を巻いていきましょう。

雪が積もると予想される高さより、少し高めの位置まで巻いておくと安心です。庭木を1本の太い木のようにまとめることで、木の強度をアップさせます。

さらに強度を増したいときは、支柱を使用すると良いでしょう。幹のそばに竹や丸木などを立て、縄で一緒に縛ります。支柱があれば庭木はよりしっかりサポートされ、雪の重圧にも耐えやすくなります。

竹囲いのやり方

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竹囲いは、苗木にも使用される冬囲いです。竹や丸木などで庭木を囲い、雪が積もるのを防ぎます。

竹囲いは、次の要領で行います。

  1. 枝をまとめて縄で縛る
  2. 庭木を囲むように支柱を数本立てる
  3. 支柱の先を中央に集め、縄で結ぶ
  4. 支柱の周りに縄を巻きつけ補強する

庭木を支柱で囲む前に、下縛りを行います。縄巻の要領で、枝を畳むように縛って固定しましょう。

次に、庭木の周りに支柱を立てます。

支柱の本数は、庭木の大きさで変わります。直径30cmほどの庭木には3本が目安。それ以上大きな庭木なら、支柱の数を増やしましょう。

上から見たときに、支柱が3本なら正三角形、4本なら正方形になるようにバランスよく配置してください。

支柱を地面にしっかり突き刺して、庭木のてっぺんの少し上で支柱の先をまとめます。縄でしっかり結んだら、支柱の周りにも縄を巻いて補強しましょう。

縄巻のように一段ずつ巻いても良いですし、ヘビが巻き付くようにグルグル巻きつけてもかまいません。

どちらの場合も根元に近いほうからスタートし、雪が積もる高さより高い位置まで巻き上げます。

縄先が支柱へ当たるごとに支柱にひと巻きして、しっかり固定しましょう。縄の隙間が狭いほど、雪をしっかり防げます。

こも巻きの方法

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こも巻きとは、害虫駆除のための作業を指すことが一般的です。でも、冬囲いの一種としてこもやネットを巻く作業をこも巻きと称することもあります。

冬囲いのこも巻きは、次の手順で行いましょう。

  1. 庭木を縄巻、または竹囲いする
  2. こもやネットで包み、縄を巻いて固定する

こも巻きは、縄巻や竹囲いとセットで行う作業です。縄巻や竹囲いを施した庭木をむしろやネットで包み、冷たい風を防ぎます。

こも巻きが必要となるのは、バラのように寒さを苦手とする樹種や、移植して1年未満の庭木です。

こもで根元まで包んでしまうと通気性が悪くなり蒸されてしまうので、根元は30cmほど開けておきましょう。

棚囲いの作り方

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棚囲いは、ツツジやハイネズといった低木の植え込みに使用される冬囲いです。

次のような手順で、植込みに屋根を作るように設置します。

  1. 植え込みの四隅に杭を立てる
  2. 2~3本の横木を縄で結束する
  3. 横木にむしろをのせて縄で固定する

杭と横木を組み合わせて作る棚囲いは、やや難易度の高い冬囲いかもしれません。

でも、DIYで本棚や椅子などを作ったことのある人なら、それほど苦労はしないでしょう。縄での結束が難しい場合は、ネジや釘を使用してもかまいません。

杭の高さは、植込みよりも5~10cmほど上が目安です。四隅の杭の高さはすべて揃えても良いですし、うしろの2本を少し高くしても良いでしょう。

公園や庭園などでは、天面に竹を並べた棚囲いが見られますが、1本ずつ竹を結束していくのは労力のいる作業です。

DIYでの棚囲いには、すのこやむしろなどの利用をおすすめします。庭木への積雪を防ぎつつ、通気の邪魔をしない素材を選びましょう。

雪吊りの方法

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雪吊りは、松やイチイなどに使用される冬囲いです。樹高が高く、枝の硬い庭木に適しています。

雪吊りは、次の手順で行いましょう。

  1. 支柱の先端に吊り縄を数本結び付け、放射状に配置する
  2. 庭木の主幹に沿うように支柱を立てる
  3. 吊り縄で枝をくくる

支柱には、木の高さの1.5倍ほどの長さの竹や木材を使用します。支柱に結び付ける吊り縄は、支えたい枝の本数分用意しましょう。

支柱と幹は、縄で数カ所縛って固定します。吊り縄で枝をくくる際は、枝を持ち上げる気持ちで縛るのがポイントです。

雪の積もった枝をしっかり支えられるように、縄がピンと張るように設置しましょう。吊り縄の本数が多いほど、サポート力はアップします。

プロが設置するような華麗な雪吊りは、初心者には難しいかもしれません。でも、アウトドアでテントを設置するのが得意な人なら、きっとうまくできるでしょう。

幹のしっかりした庭木なら、雪吊りに似た「幹吊り」がおすすめです。幹吊りは、支柱を立てず幹に直接吊り縄を付ける方法で、「直吊り」とも呼ばれます。

吊り縄で枝をくくって支える方法は雪吊りと同じですが、支柱を立てない分手軽に行えます。

冬囲いや雪吊りにおすすめの縄の結び方

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縄やロープの結び方にはいろいろなものがありますが、冬囲いには「男結び」がおすすめです。

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強度が高く、結びやすくてほどきやすい結び方で、別名は「いぼ結び」。造園の基本とされる結び方で、竹垣作りにも使用されます。

しっかり結ぶにはコツがいるので、竹や丸木などをくくって練習しておくと良いでしょう。

縄の結びやすさは、素材によっても異なります。次は、冬囲いに使用する道具について説明していきます。

冬囲いや雪吊りに使用する道具の種類と特徴

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冬囲いで使用する道具は、主に次の3種類です。

  • 結束に使う道具
  • 支柱として利用するもの
  • 風よけに使うもの

それぞれ詳しく見ていきましょう。

結束に使う道具

枝や支柱を縛る道具には、天然素材の荒縄や合成繊維のロープがおすすめです。

荒縄

荒縄は、わらを編んで作られる天然素材のロープです。

基本的にプロの業者が使用するのはこのタイプ。植物にダメージを与えにくいため、樹木に直接触れる縄巻には特に荒縄がおすすめです。

荒縄の太さは、わらじに使われる細いものからしめ飾り用の太いものなど幅広く揃っています。冬囲いには、6~9mmほどのものが使いやすいでしょう。

荒縄の表面はザラザラで、枝をまとめやすくなっています。でも初心者には、このザラザラが邪魔となり扱いにくく感じるかもしれません。

荒縄では結びにくいときは、合成繊維のロープを使用してみましょう。

合成繊維のロープ

合成繊維製のロープは、やわらかくてすべりの良いのが特徴です。比較的安価で軽く、強度にもすぐれています。

素材はいろいろありますが、冬囲いにはビニロンやポリエチレン、ナイロンなどが良いでしょう。

合成繊維製のロープは、以前は白やグリーンといった色がほとんどで、見た目で敬遠されることもありました。

近頃は天然のわらに似た色合いの商品も販売されており、見映えの点でのデメリットは解消されてきています。

支柱に使う資材

竹囲いや雪吊りなどの支柱には、竹や木材の使用がおすすめです。

竹は、見映え抜群の天然素材です。木材より軽いのに強度に優れ、適度にしなって使いやすいため、造園作業ではよく使用されています。

種類はいろいろありますが、冬囲いには根曲竹や晒竹、女竹が人気です。雪吊りの支柱には太目の、竹囲いにはやや細めの竹が使いやすいでしょう。

木材

雪囲いの支柱には、丸木や角材のような木材も使用可能です。

ホームセンターにはさまざまな太さと長さの木材が販売されています。雪吊りや竹囲いには、庭木の高さの1.5倍の長さを目安に選ぶと良いでしょう。

風よけ用アイテム

風よけには、こもや麻布といった天然素材のほかに、合成繊維製の布やネットも適しています。

こも

こもとは、マコモやわらを編んだむしろのことで、ござや敷物にも使用されます。見た目の風情は抜群ですが、切ったり折ったりがしにくいため初心者には扱いにくいかもしれません。

また、ネットほど通気性が高くなく蒸れやすいため、根元まですっぽり覆うと庭木が蒸れてしまう可能性があります。こもで庭木を包むときは、根元から30cmほどの範囲は開けておくようにしましょう。

麻布

麻で織られた麻布は、ジュートクロスや麻むしろといった名称でも販売されています。

ざっくりとした織目で通気性は良く、見た目の雰囲気も悪くありません。カットしてもほつれにくいので、使いやすいサイズに切って利用できます。

寒冷紗(かんれいしゃ)

寒冷紗は、ポリエチレンやポリエステルで織られた布です。ガーデニングでは、害虫予防や紫外線予防など、いろいろな目的で使用されます。

ある程度の保温効果と保湿効果があり、通気性も良い寒冷紗。ホームセンターやネットショップだけでなく、100均でも購入可能です。

ネット

ポリエステルやナイロン製の園芸用ネットは、軽くて扱いやすいアイテムです。

冬囲い専用のネットも市販されていて、樹木の高さによっては支柱の上からすっぽりかぶせて使えます。

色合いはブルーやグリーン、白などで、こも巻きのような風情はないかもしれません。でも、雪が積もってしまえば見えなくなると、割り切って使用されている人もあります。

冬囲いを自分で行うなら、このような道具が必要です。くりかえし使えるものもありますが、毎年買い足さないといけない商品もあります。

また、冬囲いの必要がないシーズンには、どこかに収納しておかなければいけません。

道具を揃えたり、しまって置いたりといったことが煩わしいと感じるなら、業者に依頼してみてはいかがでしょうか。

次は、冬囲いを業者に頼んだ場合のメリットとデメリットについて説明していきます。

冬囲いを業者に依頼するメリットとデメリット

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冬囲いを業者に依頼した場合の、メリットとデメリットを比較してみました。

まずはメリットから見ていきましょう。

メリット

  • 手間がかからない
  • 道具を揃えなくて良い
  • 見映え良く仕上げてもらえる

冬囲いを業者に依頼する一番のメリットは、手間がかからないことでしょう。

道具を揃えずに済むので道具代の節約になりますし、道具をしまい込んでおくスペースも必要ありません。

また、プロの手による冬囲いは美しく、庭を彩ってくれるでしょう。

デメリット

  • 希望の日に作業してもらえないことがある
  • 作業費用がかかる

冬囲いを依頼したいと思っても、業者とのタイミングが合わずなかなか作業に入れないこともあります。

また、費用がかかるのも大きなデメリットです。冬囲いの作業費用は、道具代より高額に違いありません。

では、具体的にはどのくらいの費用がかかるのでしょう?

次は、冬囲いの費用相場について分かりやすく解説していきます。

冬囲いや雪吊りの価格相場。業者に依頼した場合

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まずは、冬囲いの価格の設定方法について説明します。

冬囲いの費用設定

冬囲いの価格は、基本的には次の3つのうちいずれかのパターンで設定されていることがほとんどです。

  • 庭木1本ずつの作業単価が決まっている
  • 「冬囲い」としてセット料金が設定されている
  • 時給や日給で計算する

近頃多く見られるのは、庭木1本ごとに作業単価が決まっているパターンです。作業単価は作業内容によって異なり、庭木の高さで価格が変わることもあります。

とはいえ、作業単価さえわかれば、ある程度の費用が想定しやすい計算法です。業者によっては作業単価を公式サイトで確認できますので、相場を掴むためにチェックしてみても良いでしょう。

また、冬囲いのセット価格を設定している業者もあります。このケースでは、庭全体の冬囲いの作業費用と、春先に行う冬囲い外しまでがセットとなっていることが多いようです。

こちらも価格の想定がしやすい計算法ですが、どこまでの作業が含まれているかは業者によって異なります。依頼前にきちんと確認しておきましょう。

業者1人当たりの時給や日給で計算方法では、作業人数が増えたり作業時間が伸びたりすると、その分費用が上がります。

業者の手際の良し悪しで価格が変わることもあり、相場を算出するのは難しいかもしれません。

冬囲いの費用相場の目安

冬囲いの費用相場は、次の通りです。

縄巻(2mまで)300円/1本
縄巻(2m以上)500円/1本
竹囲い(2mまで)700円/1本
竹囲い(2m以上)1,000~2,000円/1本
こも巻き・ネット巻き(2mまで)1,000円/1本
こも巻き・ネット巻き(2m以上)1,500円/1本
棚囲い1,500円/1㎡
雪吊り(3mまで)6,000~8,000円/1本
雪吊り(5mまで)9,000~12,000円/1本
雪吊り(7mまで)15,000~18,000円/1本
幹吊り・直吊り(3mまで)3,000円/1本
幹吊り・直吊り(5mまで)5,000円/1本
幹吊り・直吊り(7mまで)9,000円/1本

こちらの価格は、あくまでも費用相場の目安です。

庭木の状態によっても価格が変わることもありますので、まずは業者に相談して見積もりを取ってみることをおすすめします。

冬囲いはスマイルガーデンにお任せください

冬囲いには、縄の張り具合や結び方を樹種や雪質に合わせて工夫する必要があり、一定の経験がなければコツが分からず、難しい作業です。間違ったやり方をすると、すぐに外れたり倒れたりしたり、庭木のダメージにつがなることもあります。

また、専門的な技術とともにバランスのとれた美しさも必要であり、作業にはセンスも求めまれます。

そのため、冬囲いは技術と経験が豊富なスマイルガーデンにお任せください。素人の方には真似できない技術とセンスで、適切で美しい冬囲いを設置します。

冬囲いに関するよくある質問

冬囲いと雪囲いの違いは?

冬囲いと雪囲いは、似ていて混同されやすいですが、目的と範囲に違いがあります。冬囲いは、冬のダメージを総合的に防ぐ広い意味での防寒対策で、雪囲いは雪の重さや圧力に特化した対策です。

冬囲いでは、霜や凍結、乾燥した寒風、降雪までが対象となるため、わらや不織布、竹囲いなど、必要な資材の種類も多くなります。

一方、雪囲いは雪折れや落雪対策が中心となり、竹や木材を三角形や円錐形に組んで建て込んだり、枝を束ねて折れたりしないようにする方法が一般的です。

冬囲いの別名は?

冬囲いの別名として、最も一般的なのは「雪囲い」です。 また、冬囲いには地域や用途に合わせて様々な種類・手法があり、「雪吊り」「こも吊り」「わらぼっち」などが代表的です。

それぞれの概要をまとめました。

雪囲い冬囲いとほぼ同義で、庭木だけでなく建物を囲う場合などにも使われる
雪吊り雪の重みで枝が折れないように縄で吊る方法
こも吊り家屋の土塀が雪で傷むのを防ぐためにムシロを吊ること
わらぼっちわらを笠状にして庭木にかぶせ、雪や霜から守るもの

冬囲いの方法は?

冬囲いには、一般的に「わら巻き」「雪囲い」「寒冷紗・不織布掛け」の3つがあります。それぞれについて説明します。

わら巻き対象となる樹木は庭木や花木、果樹などで、幹の根元から上に向かってわらを巻き、麻ひもやシュロ縄で固定します。
雪囲い雪が多い地域の庭木に設置されることが多く、庭木の周囲に3~4本の支柱を建て、円錐形になるように縄で固定するのが特徴です。
寒冷紗・不織布掛け低木や草花、鉢植え向きの冬囲いで、植物全体を寒冷紗や不織布で覆い、裾を地面に留めます。

冬囲いの費用相場は?

冬囲いの費用相場は、気候の違いなどから地域によって大きく差がありますが、一般的な目安は以下の通りです。

低木(樹高2m未満)3,000~5,000円/1本
中高木(樹高2m以上)5,000~10,000円以上/1本

費用は、樹高(木の高さ)や樹種、囲いの方法(竹の数やわらの有無)などによって異なります。

お近くの造園会社などのプロに、事前に冬囲いしたい庭木を確認してもらい、見積もりを取ることをおすすめします。

まとめ

冬囲い・雪吊り

庭木のサイズや種類によっては、冬囲いを自分で行うことも難しくありません。

でも、樹高の高い庭木や枝の硬い樹種になると、なかなか大変な作業です。枝をまとめるには力がいりますし、縄の結びかたにはコツが必要です。

雪の重みに耐えかねて縄がほどけてしまったら、庭木を守り切れないかもしれません。

一方、業者に冬囲いを依頼すれば、庭木はしっかり守れるでしょう。でもその分、作業費用はかかります。

どちらにメリットが大きいかを判断するためには、まずは業者に相談してみてはいかがでしょうか。

納得いく冬囲いを行って、庭木の健康を守りましょう。