除草剤は一般的には農薬の一種ですが、住宅周りの雑草を枯らしたいときにも使われる薬剤です。最近は手軽に入手できるため、一般の方が自分で除草剤を散布するケースが多くなっています。しかし、除草剤は種類が多く、効果や使い方、散布時期などに違いがあります。安全に効果的な方法で使用するには、事前に違いをチェックしておくことが必要です。

除草剤散布を自力でやりたい方のため、除草剤の種類と選び方、散布時期、作業時の服装、散布方法、散布する際の注意点などをわかりやすく紹介しています。
ぜひ最後まで読んで、初心者でも失敗しない除草剤散布の参考にしてください。

除草剤の種類と選び方

意外と重労働になる雑草取りの負担を、大幅に軽減してくれるのが除草剤です。ただし、除草剤の種類や特徴を把握しないで使うと、思うような結果を得られないことがあります。
除草剤の剤型による効き方の違い、対象とする雑草が選択性か非選択性か、農耕地用と非農耕地用の違いなどを説明します。

液体タイプ(茎葉処理型)

液体タイプ(茎葉処理型)は、雑草の茎葉から薬剤を吸収させるため即効性(最短1日)がありますが、現在生えている雑草にしか効果を発揮しません。

液体タイプには、希釈して使用するものと、そのまま使えるストレートタイプがあります。
希釈して使う原液タイプは、希釈して使うため大量の散布液をつくることが可能で広い面積に散布するときに使います。ストレートタイプは、散布する面積が狭かったりピンポイントで雑草を枯らしたかったりするときに便利です。

液体タイプ(茎葉処理型)のほとんどは、土壌に触れると不活性化します。散布後、比較的早期に他の植物を植えることも可能です。
周辺に枯らしたくない植物がある場所でも使用することはできますが、強風の影響などで薬剤がかからないよう注意することが必要になります。

粒剤タイプ(土壌処理型)

粒剤タイプ(土壌処理型)は薬剤を土壌に撒く除草剤で、雑草の根から薬剤を吸収させます。
効き方は遅効性であり、これから生えてくる雑草を長期間予防するものです。

粒剤タイプの薬剤は、水に溶かさずに土壌に落ちるように撒くので、刈草のカスや枯れ草が地面を覆っているときは取り除いてから撒くようにしてください。
撒くときの注意点としては、枯らしたくない草木がある場所には散布しないこと、傾斜地では薬剤が流動するので撒かないことの2点が挙げられます。土壌中の成分を変化させるので、花壇や芝生、田畑の予定地にも使用しないようにしましょう。

土壌処理型は、ゆっくりと効果を発揮し始めるのが特徴です。7~14日間程度かけて効きはじめ、商品によりますが、3~9カ月間は効果が持続します。
また、効果は、散布範囲の土壌条件や気象条件、薬剤の使用量、雑草の種類などで違ってきます。

ハイブリッドタイプ

ハイブリッドタイプの除草剤は、液体タイプのグレードアップ型とされ、茎葉と土壌中の根の両方から薬剤を吸収させて効果を発揮します。即効性と同時に持続効果(6~9カ月間)も見込める優れものです。

除草剤は、一般的に茎葉処理型と土壌処理型に分けられますが、ハイブリッドタイプはこの2つの「いいとこどり」をした除草剤であるといえます。今、生えている雑草を素早く枯らしながら、土壌中にも処理層を形成して長期間雑草を防止します。

優れた効果をもつハイブリッドタイプは、他の除草剤と比較すると価格は高めです。しかし、2種類の除草剤の散布手間を考えると、ハイブリッドタイプのほうが割安だと考える方も多いようです。
液体タイプの除草剤同様、雨に流されやすいので、散布作業は降雨後に雨が降らないことを確認して撒くことをおすすめします。

選択性除草剤と非選択性除草剤

除草剤の選択性と非選択性とは、散布によって特定の雑草だけを枯らすか、撒いた範囲のすべての植物を枯らしてしまうかの違いのことです。

選択性除草剤とは、ある植物には効果が高く、他の植物には影響がないか効果が低い除草剤と定義されています。選択性除草剤は、植物間の除草剤成分の吸収・移行などの作用点の違い、吸収部分の位置的な違い、生育ステージによる反応の違いなどで選択性を発現させています。
例えば、植物の物理的な差異を利用した選択性除草剤は、土壌表層0~1㎝に薬剤処理層をつくります。そして、種子の小さい雑草の大部分が土壌表層から出芽することを利用して雑草を枯死させるものです。

選択性と非選択性を比較すると、選択性は除草効果が弱いのが特徴です。
非選択性は、効果は強いのですが、有用な作物にも効果を発揮するため散布には十分な注意が必要になります。

農耕地用と非農耕地用

農耕地用の除草剤は農薬登録を受けたもので、田畑や果樹園など食用の農作物がある場所で使用できます。農作物や動植物への薬効や薬害などの安全性を審査し、結果を見極めたうえで農薬登録されています。

一般住宅の庭園や菜園、花壇、公共的な公園や緑地などでも、農薬登録した農耕地用の除草剤を使用しなければなりません。
非農耕地用は農薬登録を受けておらず、駐車場やグランド、道路など近くに食用や人が管理する植物がない場所でのみ使用可能です。非農耕地用除草剤には、農薬として使用できない旨を明記することが義務づけられています。

多くの除草剤が流通するようになり、成分や含有量、残留性などの安全性の確保が急務となり、2002年に農薬取締法が改正されました。同法では、人が管理する田畑や公園・庭園などの雑草に農薬登録されていない除草剤の使用を禁止しています。
一般の方の中には、農薬の使用をためらう方もいらっしゃるようですが、使用方法通りに使えば人や農作物に対する安全は確保されています。重要なのは、用法用量を厳守して、周辺の田畑や住宅地に飛散せないように細心の注意をして散布作業を行うことです。

除草剤の種類別の適切な散布時期

除草剤の種類は、大きく液体タイプ(茎葉処理型)と粒剤タイプ(土壌処理型)の2つありますが、種類によって適切な散布時期に違いがあります。それぞれの散布時期と、その時期に散布する理由について説明します。

液体タイプ(茎葉処理型)の散布時期

液体タイプ(茎葉処理型)の除草剤を散布する時期は、4~10月が適期とされています。液体タイプは、葉や茎に薬剤が入っていくため、雑草が発生してからでないと効果が期待できません。
ただし、雑草が大きくなりすぎると散布に手間がかかりますし、必要な薬剤の量も増えます。また、枯らしたあとの雑草の処分費用もかさむので、雑草の草丈がひざより高くなる前に撒くのがおすすめです。
散布する時間的なタイミングとしては、早朝が一番効果的です。理由は、植物は午前中に活発に水分や養分を吸収するからです。

また、散布後すぐに雨が降ると、せっかく撒いた薬剤が植物に吸収される前に流れてしまうので注意が必要です。散布後6時間程度経過すると、雨の影響は受けないとされています。
最近では、散布後1時間経過すれば雨の影響を受けないという製品も流通しています。梅雨時期など雨の多い時期に使う場合は、そのような除草剤が便利でしょう。

粒剤タイプ(土壌処理型)の散布時期

粒剤タイプ(土壌処理型)の除草剤の散布時期は、冬(2~3月)と秋(9~10月)の年2回です。粒剤タイプは、土壌に薬剤の成分が作用して雑草を枯らすため、できる限り雑草が生えていない状態がおすすめです。
このとき注意してほしいのが、除草剤の効果の持続期間です。持続期間が3ヶ月のものと6ヶ月のものでは、撒く時期を変えなければなりません。

雑草がない時期に1回目を撒いたら、除草剤の効果の持続期間に合わせて2回目を設定することです。2回目も、雑草が生えていない時期を選べればベストです。
粒剤タイプも撒いた直後の降雨は避けますが、雨上がりで湿った土壌は散布のタイミングとしておすすめします。やや湿っている土壌は、薬剤成分の浸透率が高まります。
また、風の強い日は、粒剤タイプの散布には向いていません。風が強いと粒剤が飛散して近隣の敷地に定着し、樹木や作物に影響を与えてしまう可能性があるからです。

除草剤散布前の準備

ここでは、除草剤散布作業の事前準備と作業に必要な道具と服装について紹介します。

天候の確認

除草剤散布には天候が大きく影響するため、事前に天候を確認する必要があります。散布を予定している日と1、2日後の天候を天気予報で確認してください。

液体タイプの除草剤は、撒いた直後に雨が降ると薬剤が流れてしまったり効果が薄れてしまったりするので、茎葉がしっかり乾いてから撒くようにします。散布後、どれくらいで植物に吸収されるかは、製品によって違うので説明書のチェックが必要です。

粒剤タイプは液体タイプより流れにくいですが、撒いた直後に強い雨が降ると薬剤が表土で流動して枯らしたくない他の植物にも影響を与えるので、できるだけ雨の日は避けるのが無難です。また、粒剤は風が強いと飛散することがあるので強風の日の散布も避けましょう。
粒剤タイプは、雨上がりで土壌が湿っていると薬剤の成分が吸収されやすいです。
液体タイプも粒剤タイプも、晴れか曇りが何日か続いて、風も穏やかな日を選ぶのが失敗しない除草剤散布のコツです。

必要な道具と服装

農薬登録した除草剤は基本的に人や動物に無害ですが、直接肌に触れると人によっては「かぶれ」などを起こすことがあります。農薬として使えない除草剤を使用するときは特に注意と対策が必要です。
ここでは、除草作業に適した服装と作業を格段に効率的にする道具、作業する場所の事前の草刈りなどについて説明します。

保護メガネ・マスク

除草剤散布作業の安全のためのポイントは、とにかく薬剤を「体に触れさせない、体に入れない」ということです。体に入れないためには、保護メガネとマスクが有効です。
保護メガネは、ゴーグル型で曇り止め加工されていて上下部分に換気口があり、眼鏡の上からでも装着できるタイプがおすすめです。
マスクは、厚生労働省の国家検定に合格した、防塵・ミスト用の使い捨てタイプを正しくつけるようにしてください。

手袋(ゴム手袋など)

除草剤散布作業には、手袋も欠かせません。このときの手袋は、薬剤が浸透しないようにゴム手袋やビニール手袋を使います。

長袖・長ズボン

着衣に関しては肌が露出することを避けるため、必ず袖の長い上着と丈の長いズボンを着用してください。また、すき間から薬剤が入り込まないようにチェックすることも忘れられません。

帽子・長靴

髪や頭皮に薬剤がかからないようにする帽子、薬剤が足元から浸透することを防ぐ長靴も必要です。

噴霧器・散粒器などの散布器具

液体タイプの薬剤を霧状にして散布する器材を霧吹き(スプレー)といいます。
手動式霧吹き(ハンドスプレー)は、0.5~1L程度の容量のものが多く扱いやすいですが、広範囲の散布には不向きです。
1L以上の容量になると蓄圧式噴霧器になり、肩掛けタイプは3~5L、それ以上になると背負うタイプで10L程度のものが多いです。蓄圧式は、価格が手ごろなので購入しやすいですが、圧力が低下するたびに手動でピストンを操作する手間がかかります。

使用頻度が多く広範囲に撒きたい方におすすめは電動噴霧器で、乾電池式(2~5L)や充電式(10~25L)があります。エンジン式は強力ですが、ランニングコストやメンテナンスがかかり、プロの農家や専門業者向けです。

粒剤タイプを散布するには、散粒器があります。手頃なのは、容量が1L以下から10L以上のものまである手動式です。
手動式には、ハンドルを回すタイプとそのまま撒くタイプがあります。そのまま撒くタイプには、ハンディタイプと調整ダイヤル付きがあります。散粒器にも電動式(乾電池式)やエンジン式はありますが、費用が高額であり、一般の方向きではないです。

希釈用容器(液体タイプの場合)

液体タイプの除草剤を希釈する際は、専用の容器を用意することをおすすめします。きれいに洗浄しているつもりでも薬液が残っていることがあるので、他の用途で使用するときに支障になります。
これは、噴霧器や散粒器でも同じで、特に植物の潅水や肥料散布のときに除草剤が残っていたというリスクは避けなければなりません。

散布場所の準備(草刈りなど)

散布場所の確認と準備も必要です。散布場所の状況を確認して、必要に応じて事前に一度草刈りをしたり、薬剤がかかると支障になるものを移動させたりしてください。
枯らしてはいけない植物や作物はないか、急な斜面はないかなどを確認して、撒き方を調整するなどの配慮も必要です。

除草剤の種類別の散布方法 

除草剤の液体タイプの希釈用、液体タイプの希釈済み・シャワータイプ、粒剤タイプの種類別の散布方法を説明しますので参考にしてください。

液体タイプ(希釈用)の散布手順

以下は、液体タイプ(希釈用)の散布手順です。

  1. 散布には翌日に雨が降らない日の朝から午前中を選ぶ
  2. 除草剤を水で希釈する
  3. 噴霧器やジョーロで枯らしたい植物に撒く
  4. 1週間程度経過してから効果をチェックし必要があれば再度撒く

ここからは、散布手順のポイントについて説明します。

希釈方法と注意点

希釈では、製品ラベルにある用法と容量を守るのが鉄則です。そのうえで散布したい場所の面積に応じて薬量と水量を調節してください。
薬剤を先に入れると泡立ってしまうので、水を規定量の半分くらいまで入れたら薬剤を投入し、さらに水を足していくというやり方をおすすめします。
薬量は、スポイトやカップなどを使って計り、目分量はやめましょう。濃度が薄いと効果が不足し、濃すぎると薬害が発生しやすくなります。

また、液体タイプには、薬剤が触れた部分のみを枯らす接触型と茎葉や根から吸収されて雑草内から全体を枯らす移行型があるので注意が必要です。

噴霧器・ジョーロの使い方

ジョーロは、一気に吐出しない目の細かな「はす口」を使用し、左右に振りながらゆっくり丁寧に散布してください。
噴霧器から出るミスト(霧)は非常に細かいので、風にのると予想以上に遠くまでかかります。風の強さや向きには十分注意する必要があります。
噴霧器はノズルのつまりが起きやすいので、作業が終わるたびに必ず洗浄するようにしましょう。

一度でも除草剤散布に使った噴霧器やジョーロは、水やりや液肥の散布には使用しないほうが無難です。どんなにキレイに洗浄したつもりでも残留していることが多いです。

ムラなく散布するコツ

噴霧器やジョーロで除草剤をムラなく散布するコツは、一方向で撒くのではなく多方向で撒いて、できる限りすき間をつくらないことです。
1回目は縦方向で散布し、2回目は横方向に散布すると格子状にムラなく散布できます。広範囲に撒くときは、S字型に撒いていくと効果的です。

液体タイプ(希釈済み・シャワータイプ)の散布手順

液体タイプで希釈済み・シャワータイプの散布は、希釈の手間なく土壌にかけることができるので手軽で便利です。
比較的小規模な面積での散布に向いているので、撒き方のコツとしては、方向を変えながら撒いて何往復かするスタイルで撒くことをおすすめします。

粒剤タイプの散布手順

粒剤タイプの散布ではムラなく均一に撒くために、2回に分けて撒くことが多いです。例えば、1回目は横方向にジグザクに撒き、2回目は横方向に折り返すように撒くというやり方をします。
また、粒剤タイプは土壌が湿っている状態が散布に適しています。そのほうが土壌の薬剤浸透が良いからです。
散粒器の使い方のコツや手で撒く場合の注意点を紹介します。

散布器の使い方のコツ

散粒器を使用する際は、事前に吐出量などの調整を行ってください。散布方向は粒の大きさ、調量開度、ハンドル回転数などで違ってきます。
散布を止めるときは、粒量調節ツマミを0に戻してからハンドルを止めます。
散布後は、タンク内に粒剤が残らないように掃除して水洗いします。その後はよく乾かし、ほこりまみれにならないように袋や箱に入れて保管してください。

手で撒く場合の注意点

粒剤タイプの除草剤を手で撒くときは、撒きたい場所の面積に応じた分量をボウルなどの容器に入れ一握りずつ撒いていきます。
できる限り均一になるよう前方や横方向に2~3m先を目安に、粒剤を広範囲に飛ばすような意識で撒いていきます。ムラなく均一に散布するためには、違う方向から2回に分けて撒くのが効果的です。

除草剤散布後の注意点

除草剤散布では、散布後にいくつか注意してほしいことがあります。この注意点をチェックして対応することで、効果的であると同時に安全性が高く、環境にも配慮した除草剤散布が可能になります。

散布後の乾燥時間と雨対策

薬剤が茎葉から吸収される液体タイプの除草剤は、乾燥する前に雨が降ると効果が薄くなるので乾燥時間の確認が大切です。
一般的に、散布してから最低でも6時間以上は晴れの続く必要があるとされています。正確な乾燥時間は製品によって異なるので、製品の説明書やメーカーのサイトで確認しましょう。

降雨後に散布する場合は1日中晴が続いて、植物の茎葉がしっかり乾いていることを確認してください。
雨対策としては、とにかく天気予報をこまめにチェックすることです。散布作業を予定している日の前後2日間ずつ程度はチェックしておくと安心です。

子供やペットへの配慮

除草剤を使用する際に配慮を必要とするのが、自分自身で危険性を認識できない小さな子供やペットです。除草剤散布直後の場所には子供やペットが近づかないようにしなければなりません。

除草剤には、厳しい検査に合格して農薬登録されたものと、そうでないものがあります。自宅の庭や菜園、花壇などで使用できるのは農薬登録された除草剤ですが、駐車場や道路では農薬登録されていない除草剤が使われます。
農薬登録されていない除草剤はもちろん、農薬登録された除草剤であっても、除草剤がついた草を食べたり舐めたりすれば体に悪い影響を与えることが考えられます。
除草剤が付着した体に触れた手で目をこするとか、空気中に浮遊した薬剤を吸い込むケースもあるかもしれません。

特に、グリホサート系やパラコート系の除草剤は注意が必要です。嘔吐や下痢、胃腸炎などの中毒症状を起こす危険性があります。
とにかく、除草剤散布直後の場所には近づけないようにすることが重要です。

枯れた雑草の処理方法

除草剤で枯れた雑草の処理方法としては、よく乾燥させて燃えるゴミとして処分するのが一般的です。枯れた直後の雑草には水分が残っていて重く処理しにくいため乾燥させます。
乾燥させる際に土の上に直接積んでおくと雑草が根付く可能性があるので、ブルーシートを敷いてその上に積上げるようにしましょう。

大量に発生した場合は、ごみ回収の専門業者に引取依頼することをおすすめします。枯れた草をそのまま放置しておくと、腐敗臭が発生して近所迷惑になることがあるので注意が必要です。

使用済み除草剤容器の処分方法 

使用済み除草剤容器の処分方法としては、容器に付着している薬剤をしっかり洗浄し、地域の自治体のルールに従ってゴミ出ししてください。
容器をむやみに廃棄したり、不法に投棄したりしてはいけません。散布後に残った農薬を河川や排水路に流すことも法律で禁止されています。
量が多くなり、自分で処理するのが不安であれば業者に依頼して適切に処分してもらうと、費用はかかりますが安心です。

まとめ

本記事では、除草剤散布について以下の内容で紹介しました。

  • 除草剤の種類と選び方や散布時期
  • 除草剤散布の準備と散布方法
  • 除草剤散布後の注意点

除草剤は、生活の支障となる雑草を除去する方法として非常に有効です。雑草取りの手間や時間を大幅に軽減してくれます。
しかし、除草剤は基本的に農薬という薬剤であるため、取り扱いには十分な注意が必要です。
散布場所に適した除草剤を選んで適切な方法で散布し、枯れた雑草は適正に処分することが、初心者でも失敗しない除草剤散布の基本であり正当なやり方です。

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ちょっとした雑草なら抜くのは簡単ですが、お庭全体となると重労働です。何度抜いても生えてくる雑草に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか?除草剤を使って楽に雑草対策をしたいものですが、せっかく除草剤を使ったのに、すぐに雑草が生えてきてしまうとガッカリしてしまいますね。
また、小さいお子さんやペットを飼っている場合は、種類や使い方にも配慮が必要です。

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