適切な芝刈りを定期的に行うことで、芝生の芽数が増えて密度の高い芝生をつくることができます。
芝生は短く刈られると、より成長しようと光合成を活発化させるため、葉色が鮮やかになります。
伸びすぎた芝は、風通しが悪くなって湿気を含みやすくなり、病気や害虫がつきやすいです。

この記事では、芝生を育成するために欠かせない、芝刈り方法について説明します。
また、芝生の種類と特徴、芝刈りの機材や道具、失敗しないための芝刈りのコツや注意点、
より上級の管理を目指すための手入れの応用編なども紹介しています。

ぜひ最後まで読んでいただき、自力で完璧な芝生の育成を実現するための参考にしてください。

まずは知っておこう!日本の芝生の種類と特徴

失敗しない芝生の管理を行うためには、芝生の種類と特徴を知り、適切な管理の参考にする必要があります。日本の芝生は、日本(暖地型)芝生と西洋(寒地型)芝生の2種類に分けることができます。それぞれの特徴を紹介します。

日本(暖地型)芝生の特徴

高温多湿な日本の気候に合った芝生を「日本芝」といいます。日本芝の品種には、高麗芝、ノシバ、キヌシバなどがあり、西洋芝と比較して管理が簡単でコストも安価です。

高麗芝は、暖地型芝生の代表的な品種で、耐暑性が高く成長も早いため多くの家庭の庭園や公園で使われている芝生です。冬には地上部が枯れて休眠し、春にまた芽吹くという特徴があります。
高麗芝には耐踏性が強いという特徴もあり、しっかりと根を張って踏圧に耐えます。また、深い緑色を保ちやすく、美しい景観を楽しむことができるのも魅力です。

日本芝は乾燥にも強く、一定の潅水だけで持続的な乾燥にも耐えるため、初心者にも扱いやすい芝生です。ただし、土壌の栄養分やpH(土壌の酸性度)、水はけなどが適切でないと根が浅くなって、生育不良となるため土づくりが重要となります。

病害虫に対しても比較的強いとされますが、適切な管理は必要です。特に、高温多湿が厳しくなる真夏は「黒穂病」などの病気を発生させることがあり、定期的な点検と適切な芝刈りが求められます。

西洋(寒地型)芝生の特徴

西洋(寒地型)芝生は、寒冷地や冷涼な気候での生育に適した芝生の種類です。日本芝に比べると、葉の色が濃く、幅が細くて柔らかいのが特徴です。
品種には、ブルーグラス系、ペントグラス系、ライグラス系などがあります。比較的暖地でも育つのが、バミューダグラス系です。

バミューダグラス系は、暖地型の西洋芝の総称で、暑さに強い性質があり耐乾性にも優れています。
北海道や東北地方などの寒冷地に適しているため、高温多湿になる関東以西では夏枯れを起こしやすいです。しかし、春と秋の気温が適した時期には急速に成長するという特徴があります。

気温が高くなる7月~9月の夏場に、緑豊かな西洋芝生を維持するためには、定期的な水やりが非常に重要です。天気が続く日は、最低でも2日に1回は水をたっぷり与えましょう。

西洋芝の管理では、芝生の通気性を上げるための刈込みも大切ですが、一度に低く刈り込みすぎると枯れてしまうので注意が必要です。上から3分の1程度を目安にこまめに刈ることを繰り返し、最終的には2~3.5㎝位にするのが鮮やかな緑を保つコツです。

DIY芝刈りに必要な道具

DIY芝刈りに必要な道具として挙げられるのは、各種の芝刈り機と作業の仕上がりを良くするために必須のツールです。まず、芝刈り機の種類と違いを説明した後、その他の必須ツールについて触れます。

芝刈り機

芝刈り機は、芝生を一定の高さに刈り込み整えるための機械です。芝刈り機を選ぶときは、対象となる芝生の面積、刈り取る芝草の幅や高さ、動力源などを検討します。
必要となる機能を見極め、コストパフォーマンスなどを考慮して、自分にあった芝刈り機を選ぶことが失敗しない芝刈りの第一歩です。DIYで使える各種の芝刈り機の概要を紹介します。

リール式芝刈り機

リール式芝刈り機は、回転する刃(リール刃)と固定刃(ベットナイフ)が接触するときに、芝を挟み込むようにして切断します。
回転刃と固定刃の間の隙間を調整することで、芝を必要以上に傷めずに刈ることができます。
芝の切り口がキレイで変色しにくく、比較的作業音は静かなので、近隣への騒音に配慮したいときにもおすすめです。

使用する頻度にもよりますが、年に数回は、すり合わせ調整が必要になります。動力源には、エンジン式と電気式(充電・コード)があります。

ロータリー式芝刈り機

ロータリー式芝刈り機は、水平に回転する1枚刃(ロータリー刃)を使って刈る芝刈り機です。芝を刈り取ると同時に、刈った芝を付属のキャッチャーに集めることができます。

リール式に比べると、刃の交換などのメンテナンスが簡単で、初心者にも使いやすいのが特徴です。
リール式に比べると仕上がりは若干劣るとされていますが、ロータリー式は高い刈り高で管理したいときや広範囲の面積に対応しやすいため人気となっています。
ロータリー式も動力源はエンジン式と電気式がありますが、広範囲の面積であればコスパとパワフルさでエンジン式が断然おすすめです。

手動芝刈り機

手動芝刈り機は、狭い面積の芝刈りに適しています。エンジン式や電気式より軽いので操縦しやすく、サイズもコンパクトなので収納もしやすいです。
当然ですが、ガソリン代も電気代もかからず、構造がシンプルなのでメンテナンスも簡単です。作動音が静かなので、早朝でも安心して使用できます。

芝刈り機の種類と、対応できるとされる標準的な面積の目安は以下の通りです。

  • 手動式  |10坪程度まで(約30㎡)
  • 電動式  |10坪以上30坪程度まで(約30㎡以上約100㎡まで)
  • エンジン式|30坪以上(約100㎡以上)

ロボット芝刈り機

ロボット芝刈り機は、自動で芝刈りを行う機械のことです。芝刈りの範囲、刈り高、スケジュールなどをユーザーが設定できます。
障害物や人などを検知すると自動で方向転換や停止を行い、バッテリーが切れたら自動で充電ステーションに戻って充電を繰り返します。

ロボット芝刈り機のデメリットには、導入コストの高さ、充電ステーションの周りを刈れない、ボディに傷がつきやすいなどが挙げられています。
しかし、芝刈り労力が大幅に軽減されるのは確かなため、すでに多くの施設で導入され活躍しているのが現状です。

その他必須ツール

ここでは、芝刈り作業に必須のツールについて説明します。

芝生バリカン・ヘッジトリマー

芝生バリカンは、芝生と壁の境目や樹木の根元の芝など、際(キワ)の芝を刈るのに最適です。コンパクトで扱いやすく、刈刃が交差する構造なので石や小枝などの飛散は少ないです。
芝生バリカンの電源は、充電式とコード式の2種類ありますが、それぞれのメリット・デメリットを検討して使いやすいものを選びましょう。

ヘッジトリマーは、庭木や生垣の剪定、下草の刈り込みなどに使う電動の園芸機械です。狭い場所の芝生であれば、このヘッジトリマーで刈ることができます。

エッジカッター

エッジカッターは、芝生の際の芝草や根、建材・シートの端部、長尺シートの耳落としや化粧テープのはみだし部分など端部処理に使われるカッターのことです。
特に芝生の処理に使われるものを、芝生カッターとかターフカッターと呼ぶ場合があります。
外構や駐車場のコンクリートの目地部分や飛び石の際などからはみ出している芝生はターフカッターを使うと楽に処理できます。

熊手・集草袋

芝刈り機で刈った後の集草や掃除に使うのが、熊手や集草袋です。
熊手は、物を引っかけて手元に引き寄せる道具で、庭作業には欠かせないものです。刈草や枯れ葉を集め、ゴミを集めたり、土を簡易的に均したりもできます。

ものを掻いて集める道具を総称してレーキともいいますが、レーキは柄の先端がT字の板状のもので、熊手は先端が扇状のものという区別があるようです。
熊手やレーキで集めた刈草を集めて詰め込む袋が集草袋で、自立型で持ち手が付いたタイプが使いやすいです。

初心者でも簡単!芝刈りの手順

芝刈りは、芝の育成状況を把握し、きちんと準備さえすれば難しいものではありません。初心者でも失敗しないように、芝刈りの手順をわかりやすく説明します。

STEP1|芝刈り道具の点検

芝刈りでは、まず芝刈り道具の点検が重要です。ここでは、一般的な芝刈り機の点検方法は以下の通りです。

  • 清掃        
    芝刈り機全体に付着した芝のカスや汚れの除去
  • ブレードの状態   
    刃に錆付きや欠けがないかをチェック
  • ブレードの研磨   
    劣化した刃先は研磨剤で研磨する
  • ボルトやナットの確認
    各部のボルト・ナットの緩みを直す


芝刈り機の点検は、必ず電源を抜いてから行ってください。丁寧な点検や清掃は、安全作業と機械の長持ちに繋がります。

STEP2|芝生の清掃と点検

次に、芝生の健康状態を、芝草の色や密度、触ったときの柔らかさや弾力性で判断します。水不足で変色している場合は水かけを、病気の場合は殺菌剤の散布などを行います。
芝生の状態が悪いのに、無理に芝刈りするのは避けましょう。まずはトラブルの対処が先です。
問題がなければ、芝生の小石やゴミの除去、雑草が生えていれば手で取り除きます。前回の芝刈り時の刈り残しや刈草の掃除が残っていないかのチェックも必要です。

STEP3|芝を刈る

一般的に、芝生を短く切ることで整える作業を芝刈り、芝生を一定の高さに整えることを刈込みといいます。芝の刈り高は、3~5㎝程度が一般的ですが、芝の目的や種類によって変えることもあります。
ポイントは刈り過ぎないことで、1回で刈り過ぎると芝生の状態を悪くしてしまいます。

特に軸刈りといって、芝の茎の部分を刈ってしまうと、芝生が枯れてしまう原因になるので注意が必要です。芝生と壁などとの際は、芝刈り機では刈りにくいので、バリカンやハサミを使うとキレイに整えることができます。

STEP4|刈り残しをチェック

刈り残しがあると見た目が悪いだけでなく、芝生の健全な生育にも影響を与えるので、できる限り刈り残しはなくしましょう。

芝刈り後の刈り残しは、芝刈り機の刃の1/3から1/2程度を重ねて刈り込むと減らすことができます。
また、一方向からだけでなく縦方向と横方向で交差させて刈り込むと、刈り残しを減らしてキレイに仕上げることが可能です。

刈り残しが発生しやすいポイントは、芝生内を折り返したときの外周、芝生と建物の際、段差や凹凸があるところなどです。
芝刈り機で刈ることが難しいようであれば、芝生用のバリカン(充電式)を使うことをおすすめします。

STEP5|後片付けと道具の清掃

作業後は、刈草の後片付けと道具の清掃を行います。
芝生の上に残った刈りカスや枯れた芝草などの堆積物を「サッチ」といいます。このサッチを取り除く作業がサッチングです。
サッチが堆積しすぎると、土壌の通気性や水はけを悪くしますので、毎日の後片付けの他に定期的なサッチングも必要です。
芝刈り機の清掃は、作業後、各部が十分に冷えてから行います。その他の道具類は、清掃した後、必ずしっかり乾燥させてから保管してください。

失敗しない芝刈りをするためのコツ

芝生の特徴、芝刈り機や道具、芝刈りの手順を見てきましたが、ここでは実際に芝刈りをするうえで覚えておいてほしいコツを3つ紹介します。
この3つは芝刈りをするときの基本ですが、同時に、この3つを実践すれば芝刈りでの大きな失敗というのはなくなるはずです。

芝刈りの1/3ルールを守る

芝刈りの1/3ルールとは、1回の刈り込みで芝の全長の1/3以上は刈らないというものです。このルールを守って芝を刈ると、芝生はストレスを受けにくく、生育良好な状態を保つことができます。
1/3ルールでの刈り高の目安としては、例えば、芝の長さが6㎝になっている場合、1回に2㎝以上は刈り込まないようにします。現状よりも数センチ以上短くしたい場合でも、1回で目的の高さにするのではなく、複数回で短くしていくということです。

1/3ルールを守って刈り込むと、芝生の光合成が適度に活性化されるので、日焼けや乾燥に対して強靭になります。その結果、葉色や密度が濃くなり美しい芝生を維持できます。

軸刈りしない(生長点を残す)

植物には細胞分裂が活発で、成長を主導する生長点があります。芝生の場合は、芝生の緑の葉の部分と茶色の茎の部分の境目にあります。
この生長点を刈ってしまうのが「軸刈り」です。軸刈りすると、芝生は一気に弱って枯れてしまうこともあります。

1/3ルールは、この軸刈りを防ぐことにも関連しています。
慣れないうちは、生長点の位置の確認は難しいかもしれません。とにかく芝丈全体の2/3は残すことを意識すれば、生長点より低い位置で刈り取ることはなくなります。
注意してほしいのが、芝刈り機や芝生用バリカンでの刈り高設定です。刈り高調整ができない機器は、特に初心者の方にはおすすめできません。

縦・横の二方向から刈る

芝刈りの仕上がりが均一にならない、刈り残しができてしまうなどを防止するのが、縦・横の二方向から刈るやり方です。
一方向からしか刈らないと芝の葉が同じ方向に倒れて、ムラや刈り残しができやすいです。
縦横の二方向から刈ることで、芝の葉がしっかりと立って刈り残しを防ぎ、均一な仕上がりになります。

基本的なやり方としては、まず縦方向に全体的に芝刈りを行い、その後今度は横方向に芝刈りを行います。このとき、確実に刈り残しを防ぐために、刈り幅を1/3程度重ねて往復することが多いです。
刈り残しがあると見た目が悪いだけでなく、芝生の健全な成長が阻害されて病気や害虫がつきやすくなるので、できる限り刈り残しがないように注意しましょう。

健康な芝生を維持するための芝刈り

芝刈りは、健康な芝生を維持するために欠かすことができない重要な作業です。その芝刈りをより効果的に行うためのポイントについて説明します。

適切な芝刈りの頻度とは?

適切な芝刈りの頻度は、成長が活発な5~9月は週1回、その他の春や秋は状態を見ながら2~3週間に1回を目安にしてください。冬場は休眠期のため、芝刈りをする必要はありません。

西洋芝は、春や秋に旺盛な成長をするため、週に1回程度の芝刈りが必要になる場合があります。また、サッカーやゴルフなどのスポーツ関連施設では、季節を問わず、毎日もしくは週に2回程度の芝刈りが必要になるでしょう。

以上は、あくまで目安であり、実際の芝の状態や天候を考慮しながら頻度を決めていくのがベストです。

芝刈り後の水やりは重要?

芝生は、芝刈りによって受けたダメージを水やりによって回復させるため、芝刈り後の水やりは重要です。水やりによって、芝生の光合成は促進され、養分の吸収を活発化させます。
芝刈りによって芝生が短くなると土壌が露出し乾燥しやすくなるので、水やりによって土壌の水分を維持し芝生の乾燥を防ぐというメリットもあります。
芝刈り後の水やりは、朝または夕方の涼しい時間帯にたっぷり与えるようにしましょう。

芝刈り機はメンテナンスで長持ちさせる

芝刈り機を長持ちさせるためには、作業後の清掃と定期的なメンテナンスが重要です。作業後の清掃と定期的なメンテナンスのポイントを以下にまとめました。

作業後の清掃

  • 機材に付着した芝のカスや泥を洗い流す
  • 冷却用空気取り入れ口のゴミなどを取り除く
  • ギアケースやシャフトにこびりついた汚れを落とす
  • 水洗い時はエンジンや電気系統に水がかからないようにする
  • 定期的なメンテナンス
  • 刃の研磨
  • エンジンオイルの交換
  • 点火プラグ・フィルターの点検・清掃・交換
  • 稼働部を潤滑材で磨く
  • 保管時は錆防止のためオイルなどを薄く塗布する

さらに上を目指す!応用的な芝生の手入れ

基本的な芝刈り方法だけでなく、さらに上級を目指す方に向けて、応用的な芝生の手入れについて説明します。

縞模様の芝生を作るには?

庭の芝生に美しい縞模様を入れたいという方が増えています。以下は、縞模様の芝生の作り方のポイントです。

  • 芝生の刈り高
    刈り高を高めにすると芝生が倒れやすく縞模様がつきやすい
  • 芝生の刈り方
    芝刈り機で同じ方向から刈り込み倒れる方向のクセをつける
  • 芝生の品種
    西洋芝は比較的葉が柔らかく倒れやすいので縞模様をつくりやすい

以上のポイントを踏まえて、芝生の縞模様作りにチャレンジしてみてください。

よくある芝生のトラブルと対策

よくある芝生のトラブルとしては、水不足、肥料焼け、雑草、病害虫などが挙げられます。それぞれの対策のポイントを以下にまとめました。

  • 水不足対策
    芝生が乾燥している場合は、涼しい時間帯にたっぷりと水やりします。また、土壌がよくない場合は、堆肥や土壌改良材などを混ぜ込んで保水性を向上させましょう。
  • 肥料焼け対策
    粒状肥料や液体肥料をやり過ぎて芝生が肥料焼けを起こしたが、肥料を除去できないケースでは、水で薄めるという対策があります。たっぷりの散水を繰り返して、肥料を洗い流すイメージです。
  • 雑草対策
    芝生の中に生えた雑草は、手で除去するか、専用の除草剤を散布するかです。芝生の除草剤は、除去したい雑草や使用できる芝生の種類などが細かく指定されています。注意して使用しないと薬害が出る恐れがあります。
  • 病害虫対策
    病害虫を発見したら早期に適切な薬剤を散布します。予防措置として、春に殺菌剤を撒いておくことも有効です。日照や通気性に配慮した日常的な管理も重要な病害虫対策です。

安全第一!芝刈り作業の注意点

芝刈り作業の安全対策は、主に芝刈り機の取り扱いでの注意点ということになります。
まず、芝刈り機の点検を行い、部品の不備があれば修理や交換を行います。次に、作業をする方の保護具の着用が万全であることを確認してください。

それから作業場所の小石や異物は取り除き、周囲に人がいないことを確認します。
作業中は、飛散物や刈刃の跳ね返りに注意が必要です。刈刃周辺を触る場合は、必ずエンジンを停止するか、バッテリーやコンセントを外してから行います。

作業場所に傾斜がある場合は、足元に十分気をつけ、低速走行での作業を心がけましょう。
DIYの芝刈りでは、一人での作業が多いと考えられます。しかし人通りや隣家に近い場所での芝刈りでは、飛散物の対処や安全確認のため、もう一人いることが望まれます。

まとめ

DIYで芝刈りをする方向けに、失敗しない芝刈り方法について、以下の内容で説明してきました。

  • 芝生の種類と特徴
  • 芝刈りに必要な道具(主に芝刈り機)
  • 芝刈りの手順とコツ
  • 芝刈りの目的と応用的な芝生の手入れ
  • 芝刈り作業の注意点

適切な芝刈りは、芝生の見栄えを格段に向上させるのはもちろん、芝生に適度な日照や風通しを与えて病害虫の予防にも貢献します。
芝刈りのポイントである1/3ルールや多方向からの芝刈りを守って、芝刈り後は水やりや手入れをすることで芝生へのダメージを軽減するようにしてください。
エンジン式や電気式の芝刈り機は、扱いやすいとはいえ、動力をもった機械です。くれぐれも無理をせず、安全作業を心掛けましょう。

庭のお手入れなら、スマイルガーデンへ

芝生のお庭は家全体の印象が明るくモダンなイメージになりますね。やってみたいと憧れている方もいらっしゃるでしょう。
ただ、美しい緑の芝生を維持するためには定期的なメンテナンスが必要になり、道具も揃えなければなりません。
思い切ってプロに依頼してみてはいかがでしょうか?

芝を張る前の庭
芝を張った後の庭

上記の写真は「smileガーデン」の過去の施工例です。
芝生と生け垣の間に雑草が覆い、芝生の葉の部分の高さも不揃いでしたが、プロの力で美しい芝生のお庭が復活しました。


手間と労力をかけても一部が枯れてしまったり、思い描いたような芝生の状態ではないとお困りの方、
まずは一度、お気軽に「smileガーデン」までお問い合わせください!