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樹種別のお手入れ方法

ホーム » 樹種別のお手入れ方法 » ヤマボウシ(落葉)・常緑ヤマボウシ

ヤマボウシ(山法師)

ヤマボウシ(山法師)はハナミズキの仲間で、6月ごろに4弁の十字状の清楚な白い花(総苞)を木一面につけるのが特徴です。落葉・常緑問わずほとんど剪定しなくても、自然に樹形が整うので、ローメンテナンスでも美しい姿を楽しむことができます。また、落葉樹の場合は秋には葉の紅葉も楽しめるとても人気のシンボルツリーです。

開花期 植え付け 肥料 剪定
5~7月 2~3月,11~12月 2月 1~2月,12月
植え付け時期

落葉のヤマボウシの植え付けや植え替えの適期は、落葉期の2~3月、もしくは11~12月で厳寒期はできれば避けるようにしましょう。

※あくまでも適期です。真夏以外は大丈夫ですが樹種によっては厳寒期は避けたほうが良い樹種もございます。詳しくはお問い合わせください。

植え付け用土・環境
落葉のヤマボウシは午前中は日当たりがよく、午後には日差しが避けられるような半日陰の場所が適しています。 西日が強い場所は生育が悪くなります。腐葉土を含んだ肥えた土を好むので、堆肥を加えやや高めに植え付けます。 ハナミズキと同様に、乾燥には弱いので、土の表面が乾いていたら十分に水を与えましょう。
剪定方法
落葉、常緑問わずヤマボウシは放任でもさほど樹形は乱れずまとまった姿になりますので剪定をせずに自然樹形で育てるのが基本です。特に問題がなければ枯れた枝や株元から勢いよく伸び出てくる枝を切る最小限の作業で充分です。しかし、スペースの関係上コンパクトにしなければならない場合もあると思います。特にコンテナや鉢に植えている場合、剪定は必要な作業です。剪定する場合も、できるだけ自然樹形に近い形にすることがコツです。もし、枝分かれしている場所ではなく、枝の中途の位置で切ってしまうと自然樹形を大きく損なうことになるので注意が必要です。
剪定時期

落葉のヤマボウシの剪定適期は落葉期の11月~3月で、常緑ヤマボウシの剪定適期は10~3月頃です。花芽は真夏の8月頃、短い枝の先端に付け冬を越します。剪定適期には肉眼で確認できますので、うっかり切り落とさないように気をつけましょう。

※あくまでも適期です。基本的には真夏以外は大丈夫ですが、樹種・時期にあった剪定方法がございますので、詳しくは お問い合わせください。

かかりやすい病害虫
アブラムシやカイガラムシ、まれにテッポウムシがつく事があります。病気としては、すす病やうどん粉病が報告されています。定期的な薬剤散布を行い発生を予防しましょう。

ヤマボウシ(落葉・常緑)の剪定のコツ|失敗しない時期や方法のポイント

ヤマボウシ(山法師)は、公園や街路樹などでよく見かける、落葉樹です。

よく似た花木にハナミズキがありますが、ヤマボウシは葉が出た後に開花するので区別がつきます。
ヤマボウシは最大樹高7~8mにもなる高木ですが、管理の仕方によっては3~4m程度に抑えることも出来ます。

ヤマボウシには常緑ヤマボウシもあり、こちらはあまり大きくなりません。
そのため、狭い場所に植える場合の多い庭木には常緑ヤマボウシ(ホンコンエンシスや月光)などもおすすめです。

そんなヤマボウシは自分でも簡単に剪定できるのでしょうか。
こちらの記事では、ヤマボウシの剪定の失敗しない時期や、手入れの仕方などのコツをご紹介します。

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