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樹種別のお手入れ方法

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コブシ

3月頃、香りの良い白い花を枝いっぱいに咲かせます。花は葉がでる前に咲き、遠目で見ると木全体が白一色の花に覆われて見えます。高木になるので、庭木としてはそれなりのスペースが必要です。

開花期 植え付け 肥料 剪定
3~4月 3~4月 1~2月,8~9月 1~2月,5~6月,11~12月

植え付け時期
コブシを植え付けや植え替えは、3~4月が適期です。ただし、寒冷地では根が充分張っていない状態で寒さにあうと枝枯れを起こしてしまうことがありますので、充分暖かくなった4月中旬以降に行った方が無難です。
※あくまでも適期です。真夏以外は大丈夫ですが樹種によっては厳寒期は避けたほうが良い樹種もございます。詳しくはお問い合わせください。

植え付け用土・環境
半日陰の場所でも育ちますが日のよく当たる場所に自生する陽樹ですので、できるだけ日当たりに植えます。耐寒性がありますので、防寒は特に必要ありません。腐葉土などの腐植質に飛んだやや湿潤な土壌でよく育ちます。土質はあまり選びませんが、やせ地や乾燥する場所は適しません。やせ地だと十分に成長できず枝も出ないので、花付きが極端に悪くなります。

剪定方法
コブシは枝がたくさん出るので、側枝や大枝を間引き剪定して、枝の間隔を取り、ふところが込み合わないようにします。

剪定時期
6月頃には翌年の花芽が形成されますので枝を切る場合は花の咲き終わった直後が適しています。小さくまとめたい場合は、11月半ば以降に「花芽」が膨らんできますので、適当な「花芽」を残しながら切っていくとよいでしょう。
※あくまでも適期です。基本的には真夏以外は大丈夫ですが、樹種・時期にあった剪定方法がございますので、詳しくはお問い合わせください。

かかりやすい病害虫
葉が白い粉のようなカビで覆われるうどんこ病が発生します。うどんこ病は葉から栄養をとられる上に光合成を阻害します。特に初夏~梅雨の時期に発生しやすいので、薬剤を散布して予防します。テッポウムシは幹の中を食い荒らす害虫で、カイガラムシは枝に付いて吸汁します。特にカイガラムシは成虫になると薬剤が効きにくくなってしまいます。定期的な薬剤散布を行い発生を予防しましょう。

コブシの剪定のコツ|失敗しない時期や方法のポイント

コブシは3月頃、葉が出る前の枝先に、白っぽい花を咲かせて春の訪れを知らせる花木です。
日本などが原産のモクレンの仲間で、生育旺盛で大きくなるので、遠くからでも咲いているのが見て取れます。
品種として、シデコブシなどもあります。

コブシも適切に剪定しないと、花が咲かなくなってしまったり、実がならなくなってしまったり、さらに樹形が整わなくなってしまったりします。
こちらの記事では、コブシ剪定の失敗しない時期や、手入れの仕方などのコツをご紹介します。

目次

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