草刈り・除草をプロに依頼したときの相場は？業者選びで成功するコツ

日々の暮らしの忙しさに気を取られて、ちょっと油断していたら、庭や家の周りが雑草天国になってしまったということはよくあります。
自分で作業をやりたいが、草刈りや除草は重労働で、服装を整えたり道具を準備したりするのも大変です。作業後の後片付けや刈り草の処分も面倒に感じるものです。
そういうときは、プロに依頼することを検討しましょう。生活のペースを変えることなく雑草をキレイに処分できます。

この記事では、プロに依頼したときの草刈り料金や業者選びのコツ、費用を抑える方法を説明します。また、庭のお手入れのチェーン店として全国No.1の実績を誇るsmileガーデンを紹介します。
ぜひ最後までご覧いただき、あなたの雑草対策の参考にしてください。

草刈りと除草ではここが違う

草刈りと除草の違いを簡単に説明すると、草刈りは雑草の地上部分を刈り取ることで、除草は根を含む雑草全体を取り除くことです。ここでは、除草作業と草刈作業を比較することで違いを明確にし、草刈りをプロに依頼した場合についても違いを紹介します。

除草は基本的に手作業

除草は基本的に手作業で行います。建設業の工事では、バックホウなどの重機を使って表土ごと掘り上げて取り除くことがあります。
除草作業で使う道具についてまとめました。

除草の手間を軽減するため、除草剤散布を行うことも多いです。

一般的な草刈りの手順

草刈りは、草刈り機を使う場合と草刈り鎌などの道具を使って人力で行う場合とがあります。
草刈り機を使う場合の一般的な草刈りの手順は以下の通りです。

• 草刈り機は右から左へ振る（右へ戻すときは刈らない）
• 刈り刃は左上3分の1を当てる（キックバックを避ける）
• 常に右足を前に出して足を切らないようにする
• すり足で進む

草刈り機を使うコツは、機械の振り幅は肩幅程度にして、手だけで振らず体全体を使うと疲れにくいです。草が硬く絡まるときは刃の回転数を上げ、切れ味が落ちたら惜しまず刃を交換してください。
草刈り鎌を上手く使うコツは、鎌を振らずに手前に引くよう使うことです。また、硬い茎は刃の根元側で切るようにして、生長点より下で切るようにすると効果的です。

プロの草刈りはここが違う

プロが効果的な草刈りを行う際に重視しているポイントをまとめました。

• 事前に草刈り場所の支障物を取り除く
• あらかじめ適切な刈り高を設定しておく
• 一方向だけでなく複数のパターンで刈る
• 刈りカスは確実に収集し適正に処理する
• 草刈り機や草刈り道具のメンテナンスを欠かさない

慣れない方が草刈り機を使った草刈りを行うとリスクが伴います。飛び散る小石や異物、刈り刃のキックバック（刈刃が障害物に接触し強く跳ね返される）、転倒、刈り草の飛散などが考えられます。
また、人や車両の通行路に面している敷地の草刈りはリスク管理が重要です。そういうときも、プロに依頼すれば安心して任せられます。
草刈り作業で発生した刈り草の処分もしてくれるので、手間や時間を大幅に削減できるうえに安心です。

プロに依頼したときの草刈り料金

草刈り作業をプロに依頼するとき、やはり一番気になるのは料金です。料金の算出方法は、基準とする項目で違ってきます。
一般的な基準とされやすい、対象となる面積、雑草の草丈、作業する方法の3つの項目で料金相場を説明します。最後に、smileガーデンの草刈り料金も紹介していますので比較してみてください。
項目以外に、刈り草の処分費や処分場までの運搬費がかかることがありますので事前に確認しましょう。

面積による料金相場

面積による料金相場では、一般的な平地が目安であり、傾斜地やでこぼこの多い敷地などは別途見積が必要です。

基本的に、作業面積が広くなるほど、㎡単価は安くなる傾向があります。㎡単価では、100～300円程度が目安です。

雑草の草丈による料金相場

草丈が高くなるほど作業の難易度が高まるので料金は上がる傾向にあります。草丈による料金相場をまとめました。

草丈の違うものが混在していたり、雑草の密度にばらつきがあったりする場合には、現地確認後の見積となります。

作業する方法による料金相場

作業する方法には、機械を使用としての草刈りと、道具を使って手作業で行う場合の2通りがあります。

草刈りをする機械の代表的なものは、肩掛け式や背負い式の「草刈り機」や「刈払い機」と呼ばれるタイプです。その他、広い面積で使う場合は、自走式や乗用タイプがあります。

smileガーデンの草刈り料金表

ここでは、庭のお手入れや外構の整備関連で、お客様から高い評価を得ているsmileガーデンの草刈り料金を紹介します。
以下は、smileガーデンの公式ページから抜粋した機械を使用した場合の草刈り料金です。

料金はあくまで目安であり、雑草のボリュームや現場の状況により単価は変動します。手作業の場合は時間がかかる分、料金単価は高くなります。
smileガーデンでは、手作業での草刈りや除草作業の見積は、概算ではなく現地を確認してからの見積となっています。

草刈り・除草の業者選びで成功するコツ

草刈り・除草の業者選びを成功させるには、優良業者を選び、そこから適正な見積を複数集めて、一番予算に近い業者に決めることです。優良業者選びと適正な見積を集めるためのコツを説明します。

優良業者を選ぶコツ

優良業者を選ぶコツについて4つの項目に集約して紹介します。

ネット情報を検索する

まず、草刈りの専門業者をネットで検索してみましょう。草刈りを行う専門業者としては、庭の工事や手入れを専門的に行うガーデニング会社や造園会社と呼ばれる会社が代表格です。
その他、マンションなどの施設管理を行う会社やハウスクリーニングなどの業者も草刈り作業を請け負います。また、工務店やハウスメーカーでも、顧客に依頼されれば草刈り作業を仲介することがあるようです。
しかし、このような会社の中には、ガーデニング会社や造園会社に草刈り作業を依頼している会社も多いです。もし、自前で行っていないとすれば、仲介料の分が割高となるだけです。
以上のような会社のホームページやプロフィールを検索し、実績や口コミを確認しましょう。地域の状況に詳しい地元の業者で、一定以上の評判の会社を候補としてリストアップすることをおすすめします。

見積は複数業者からとる

草刈り作業の見積は、複数の業者に依頼するのが一般的になっています。
業者には、複数業者に見積依頼していることを伝えましょう。業者に競争意識ができて、適正な金額の見積が提出されやすくなります。
安価な業者＝優良業者ではないことだけは覚えておいてください。素早く丁寧に作業して、料金も良心的である業者が優良業者であるといえます。
見積を依頼し、作業内容を説明するなどの過程の相手の受け答えの印象も重要です。対応のスピード感も大切ですが、こちらの要望に的確に反応してくれているか、約束を守ってくれる誠実さを感じられるかなどがポイントです。

保険に加入している

業者に見積依頼する際は、保険に加入しているかどうかも確認しましょう。この場合の保険とは、賠償責任保険や労災保険のことです。
賠償損害保険は、作業中の事故や作業によって発生した損害を補償する保険です。労災保険は、作業者が作業中に怪我をした場合の保険になります。
草刈り作業では、草刈り機の刃で飛ばした小石や異物が飛んで周囲の建物を破損させたり、作業者が草刈り機でケガをしたりすることが考えられます。このような万が一の事故やトラブルがあっても、保険があれば補償を受けられるので安心です。
保険に加入しているかどうかは、業者のホームページや事前に電話で確認するという手段もあります。

見積依頼を成功させるコツ

見積を依頼する複数の業者が決まったら、ぜひ実践してほしいことがいくつかあります。ここでは、見積依頼を成功させるコツについて説明します。

作業内容を「見える化」しておく

まず、作業内容を「見える化」しておくことです。「見える化」といっても難しいことではありません。
見積に際して、こちらの要望をメモしておくということです。草刈りの対象となる場所を確定しておくほか、作業をしてほしくない曜日や時間があれば伝え、ここは草刈りではなく除草してほしいとか作業内容の注意点も整理しておきましょう。
そうすることで、後で言った言わないなどのトラブルを防ぐことができます。また、各業者に同じ条件で見積してもらうためにも有効です。
これは言わなくてもわかるはずと思い込んで、後になって作業に含まれていないことがわかり、手直し作業になってしまうようなことだけは避けなければなりません。

現地調査か現地写真での確認

草刈りや除草だけでなく、どんな工事や業務もまったく同じ現場というのはありません。事前の現場確認は欠かせないものです。
現地調査ができればベストですが、詳細を撮影しているのであれば、現地写真だけでも対応できることがあります。
なぜ現地調査や現地写真での確認が必要かというと、例えば作業場所自体に難しさはなくても、現地近くに車両がいけないことなどがあるからです。そういう場所では、集めた刈り草を搬出する際に、車両まで運ぶのに時間がかかってしまいます。
単純に㎡数だけで見積して契約し、想定外の手間取りがあったからと追加料金を求められると戸惑ってしまいます。お互いの信頼関係を醸成する意味でも事前の現地調査は重要です。

疑問に思うことは事前に質問

何度か取引している会社は別として、初めて作業を依頼する会社には疑問に思うことを事前に質問するようにしましょう。
作業にかかる時間や作業車両の数、作業中はずっと立合う必要があるのか、支払日や支払い方法など、疑問に思うことをリストアップして事前に解決しておくと安心して作業を任せられます。
また、相手からも何か聞いておきたいことがないかを確認することも必要です。そうすることで、お互いが後で聞いておけばよかったということが少なくなります。
こちらも業者も、できる限り気持ちよく取引きできるようにすることが、見積依頼を成功させるコツです。

草刈り・除草の費用を抑える方法

草刈り・除草の費用は、ほぼ毎年のようにかかるランニングコストだといえます。できれば少しでも抑えたいと考えるのは当然でしょう。
ここでは、草刈り・除草の費用を抑える方法を3つ紹介します。

除草剤を散布する

除草剤を散布することで、草刈り・除草の費用を抑えることができます。特に、草刈場所の面積が広くなるほど、除草剤散布の費用対効果上のメリットは高まります。
除草剤散布も費用はかかりますが、草刈りに比べると費用も作業時間も格段に抑えることが可能です。雑草が伸びきる前の散布でも草刈後であっても、雑草の成長は抑制され、作業量を削減したり次の草刈りまでの期間を長くしたりすることができます。
除草剤は種類が多いので、撒こうとする場所の条件や扱いやすさを十分に考慮して選ぶようにしてください。散布の際は、説明書の注意事項や用法・用量を遵守するとともに、近隣住民の方に声をかけるなどの配慮が必要です。

防草シートや砂利を敷く

防草シートや砂利を敷くことで雑草の光合成を遮断して成長を抑制し、草刈り・除草の費用を抑えることができます。
防草シートを敷くメリットは、長期間にわたって草刈りや除草の手間が省けることです。防草シートの耐用年数は短いもので3～5年、長いものでは10～15年にもなります。
耐用年数が長いほど価格は高くなりますが、一度敷設すれば長期間草刈り作業から解放されます。草刈り作業の1回の費用と年間の回数を確認して集計し、防草シート敷設作業にかかる費用と耐用年数を考慮して比較してみてください。
例えば、業者に1回30,000円の草刈り作業を年2回依頼していれば、年間60,000円です。これが10年間では600,000円になります。
防草シートを施工する業者に、施工の参考見積を依頼してみてください。どれくらい得になるかが明確になるでしょう。

ご近所でまとめて依頼する

ご近所でまとめて依頼することでスケールメリットが生まれ、費用を抑えることができます。草刈りを行う業者のほとんどは30㎡の草刈り作業より、300㎡の草刈り作業の単価を低く設定しているはずです。
スケールメリットとは、規模が大きくなることで、固定費の割合が減って単価を抑えることができることをいいます。
似たような考え方で、30㎡の庭の草刈りを年1度行う場合と年3回行う場合とでは、年3回行うほうが価格交渉しやすいということがあります。

草刈り・除草をプロに依頼する利点

草刈り・除草をプロに依頼する利点としては、プロのスキルによる仕上りの美しさや作業効率の高さなどがよく挙げられます。ここでは、その他の利点を3つのポイントで説明します。

ケガやトラブルを避けることができる

草刈り・除草を日常的に行っている業者は、ケガやトラブルを回避する方法を知っています。回避する方法とは、安全に徹した服装や装備、機材の危険性を熟知した取扱い、飛散防止ネットの活用や防虫対策などです。
さらに、応急処置用の救急箱の準備をしており、緊急事態が発生したときの連絡体制も確立しています。
実際に草刈り機で作業に従事する作業者は、「草刈機取扱作業者安全衛生教育」を受講し、刈払機の構造・原理・安全な使用方法、事故防止対策、整備方法を学んでいます。
以上のような知見や準備を踏まえて、日々の作業で経験を積み重ねているため、ケガやトラブルを避けることができるのです。

作業にかかる時間や手間を省ける

草刈り・除草は時間や手間がかかる作業であり、道具を準備し作業に適した服装も整えなければなりません。また、何かと忙しい日常生活の貴重な時間を、草刈り・除草作業に振り分けようとすると無理をしなければならないこともあるでしょう。
また、やっとの思いで作業が完了しても、次は現場の片づけや掃除、大量の刈草の処分や道具の清掃や点検が待っています。
安心して任せられる業者に作業を依頼すれば、時間の都合をつける無理をしなくてすみますし、作業による身体的な負担もありません。
普段の日常生活を変えることなく、現場はきれいに仕上げられてゴミ処分の心配もいりません。確かに費用はかかりますが、それに見合うメリットは間違いなくあります。

プロだから庭についての相談ができる

草刈りや除草を含め、専門業者として日常的に庭や外構の手入れや工事をこなしているプロは、さまざまな技術や知識を持っています。このようなプロと、草刈りや除草でせっかく接点ができるのですから、庭や外構について考えていることがあれば相談してみることをおすすめします。
ネット検索を通じて、いろいろな情報を集めていても、自宅の状況に見合ったリアルな情報に出会うことは難しいです。
例えば、防草シートや砂利を敷いた場合の費用の目安や、雑草の発生を抑えられるおしゃれなグランドカバーを植えた場合の相場などを聞いてみましょう。
大抵のケースでは見積だけであれば無料ですし、現状の庭に合わせたリアルな費用がわかるメリットは大きいです。

smileガーデンをおすすめする理由

smileガーデンは、創業70年の歴史がある株式会社ガーデンメーカーが運営する、造園業界No.1のチェーン店です。全国規模なのに地域密着が特徴で、全国に225店舗を展開しており、対応エリアは東北から九州まで、36都道府県に及んでいます。
昔ながらの職人気質に縛られず、お客様に寄り添う質の高いサービスを実践しているsmileガーデンの、見積のわかりやすさ、手頃な料金、サービスマナーについて紹介します。

見積がわかりやすいから安心

smileガーデンの公式サイトには、「庭の手入れや業者の料金や相場・費用」というページがあります。このページには、作業の種類ごと、規格ごとに料金の目安が記載されており、どれくらいかかるか見当もつかないという方の疑問にしっかり応えています。
大きなカテゴリーだけでも、庭木剪定、生垣・植込み刈込剪定、消毒、伐採、抜根・撤去、冬囲い・雪囲い、草刈り・芝刈り・雑草対策、庭木の植栽、生垣・植込み植栽、木の立て起こし・支柱更新、移植、芝張り、防草シート・砂利敷きなど懇切丁寧です。
例えば、草刈り・草取り・除草剤サービスでは、草刈り（機械刈り）と除草剤散布は税別で200円～/㎡、除草（草むしり）は概算不可となっています。また、その他にかかる費用についても明確にしているので、非常にわかりやすいです。
このような料金設定をベースにして、無料の現地調査を実施し、現状に見合った見積を作成しています。

他社と比較して手頃な料金

smileガーデンの特徴の一つに、「他社と比較して手頃な料金」という点が挙げられます。ちなみに、公式サイトに「他社より高い場合は弊社までお申し付けください！」というメッセージがあり、最低価格にこだわっていることがわかります。
例えば、smileガーデンと同じようにガーデニング・造園業界で全国展開している会社2社（A社とB社とします）と、草刈りの料金を比較してみます。

実際の見積は、現地調査後に提出されます。よく聞くのは、安いと考えて見積依頼したが、現地を確認してもらったら考えているより高くなったという声です。
ネット上に公表されている金額は、あくまで目安であると捉え、現地調査後の見積が重要であることを覚えておいてほしいです。

サービスマナーが心地よい

smileガーデンでは、営業力やサービス力を高めるための研修を定期的に開催しています。また、事故・クレーム事例の紹介や安全指導、技術研修も行われています。
この徹底した社員教育が、実際の口コミで多い「親切で丁寧だった」という心地よいサービスマナーに繋がっているのです。
昔ながらの職人気質のイメージが強い業界の印象を変えるために生まれた会社らしく、ユニフォーム着用や作業後の清掃まで、お客様に安心と信頼を提供したいという意図が感じられます。
このような日々の積み重ねこそが、累計施工実績30万件突破、リーピート率95％以上という実績を支えているのでしょう。

まとめ

草刈り・除草をプロに依頼したときの料金相場や業者選びのコツについて、以下の内容で紹介しました。

• 草刈りと除草の違い
• プロに依頼したときの草刈り料金
• smileガーデンの草刈り料金表
• 草刈り・除草の業者選びで成功するコツ
• 草刈り・除草の費用を抑える方法
• 草刈り・除草をプロに依頼する利点
• smileガーデンをおすすめする理由

草刈り・除草作業は、庭や外構の維持をするうえで欠かせないものであると同時に、施設管理や空き地管理の場合にも必要となるものです。
また、一度だけの取引きというよりも毎年依頼する可能性が高い継続性のある作業であり、それだけに信頼性の高い業者選びが求められます。
smileガーデンは、長年の実績とともに、最近の評価も高く全国的な認知度は高まっています。草刈り・除草作業を含め、庭や外構のお手入れを検討するとき、ぜひチェックしていただきたい会社です。