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樹種別のお手入れ方法

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アセビ

  

アセビは、日本、中国、台湾などを原産とするツツジ科の常緑性低木です。早春にはスズランのような白や淡いピンクの小花を、房状に咲かせるのが特徴です。万葉集の歌にも詠まれており、古くから日本人に愛されてきました。

アセビは日陰、海岸、寒い地域など条件の悪い場所でも育ち、生長も遅いことから、庭木としてシェードガーデンの植栽や低めの植込みとして人気があります。
洋風・和風問わず、マッチするサブツリーです。

開花期 植え付け 肥料 剪定
2月下旬〜5月頃 3〜5月,10〜12月 2~3月, 10月 4月~6月
植え付け時期
アセビの植え付けや植え替えに適した時期は、春先の3~5月と秋から冬にかけての10月~12月の年に2回です。
※あくまでも適期です。真夏以外はいつ植えても大丈夫ですが、樹種によっては厳寒期も避けたほうが良い樹種もございます。詳しくはお問い合わせください。
植え付け用土・環境
アセビは午前中に日が当たる半日陰や日向を好みます。日陰でも育てられますが、花付きは悪くなります。土壌は水はけと水もちのよい、腐植質に富んだ土壌を好み、乾燥した場所は苦手です。
剪定方法
アセビは自然に樹形が整いやすい庭木で、積極的な剪定は不要です。開花後に花がら摘みを兼ねて、枯れた枝や不要な枝を整える程度の軽い剪定を行いましょう。
剪定時期
アセビの剪定に適した時期は、花の咲き終わった直後の4~6月頃です。その他の時期に剪定する場合は、花芽を切ってしまう可能性が高くなりますので、透かし剪定に留めましょう。
※あくまでも適期です。基本的にはどんな樹木でも時期問わず大丈夫ですが、時期によっては切りすぎると枯れてしまう場合がございますので、詳しくはお問い合わせください。
かかりやすい病害虫
アセビには汁液を吸うグンバイムシが発生することがあります。被害にあうと葉の色が抜けて白い絣状になります。見つけたら早めに薬剤を散布して駆除しましょう。また、葉を食害するハマキムシが付くことがあります。見つけたら葉ごとハマキムシの幼虫を取り除きましょう。

アセビの剪定のコツ|失敗しない時期や方法のポイント

アセビは寒さや病害虫に強く株立ちの樹形で自然とまとまるため、ガーデニング初心者にもおすすめの庭木です。
こちらの記事では、アセビを剪定するのに適した時期や適切な剪定方法、花を楽しむためのコツなどを分かりやすくご紹介します。

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