垣根(かきね)は、敷地や庭の区画を区切るための囲いや仕切りのことです。ブロック塀やフェンスといった無機質なものだけでなく、自然な景観を演出する庭木や草花を使った垣根もあります。
垣根に適した庭木は種類が多く、どれを選べばいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
本記事では、垣根の基本的なことからメリット・デメリット、選び方まで詳しく解説します。また、垣根に向いている、おしゃれな庭木を10種類ご紹介します。
垣根とは何?

垣根は、敷地の境界や目隠し、防風・防犯を目的として設けられる囲いのことです。隣家や道路からの視線を遮り、敷地の区切りをはっきりさせ、風や騒音を和らげるとともに庭のデザイン性を高めます。
垣根として使用される素材には、木、竹、板、植物、樹脂、金属、コンクリートがあり、目隠し、防犯、防風、境界の明確化、景観の向上など、どの目的を優先するかで選びます。
このように、垣根は囲い全般を指す言葉であり、使用する素材によって生垣、竹垣、フェンスなどの呼び方があります。ここからは、それぞれの違いについて説明します。
垣根と生垣の違い
生垣は垣根の一種であり、庭木や低木を列状に植えて作る垣根のことです。植物で作られているのが特徴で、代表的な生垣樹種には、トキワマンサク、サザンカ、レッドロビンなどがあります。
生垣は、植物の緑による自然な目隠しや、防犯・防風・防火を目的として作られます。景観に優れ、柔らかい印象を与える一方、定期的な剪定や病害虫の消毒、落ち葉・枯れ葉の清掃などの手入れが必要です。
垣根と竹垣の違い
垣根の中でも、竹を材料として作ったものを竹垣と呼びます。和風の垣根として、風情(ふぜい)や目隠しを目的として作られることが多いです。
代表的な竹垣の種類には、四ツ目垣、建仁寺垣、御簾(みす)垣などがあります。
和風の庭や住宅に合いますが、経年劣化による腐食・色褪せがあるため、定期的な補修や交換が必要です。塩ビ・樹脂製の人工竹は耐候性が高く、ほぼメンテナンス不要ですが、初期費用は高くなります。
垣根とフェンスの違い
フェンスも、広義にとらえると垣根の一種に含まれます。一般的には、庭木などの植物で作られたものを生垣と呼び、人工的な木材や金属などで作る垣根をフェンスとして使い分けることが多いです。
フェンスは基本的にメンテナンス不要ですが、経年劣化による腐食や色褪せ、サビが発生することはあります。設置費用は、生垣よりも高くなる傾向があります。
自然の柔らかさを重視するなら生垣、管理のしやすさや耐久性を求めるならフェンスがおすすめです。
垣根が必要な理由

垣根が必要とされる理由は、単なる境界線の明確化だけでなく、暮らしや環境に多くのメリットがあるからです。
外からの視線を遮ってプライバシーを守り、簡単に敷地へ侵入できないようにする心理的・物理的な障壁になります。建物や庭の雰囲気を引き立て、防風や防音効果、砂埃やゴミの侵入対策の効果もあります。
必要性の高さは、立地条件や住宅密集度、道路との距離などで変わりますから、設置には十分な検討が必要になるでしょう。
垣根を作成する3つのメリット

目隠しにすることができる
垣根(生垣)を設置するメリットの一つは、葉の密生した植物を垣根にすることによる目隠し効果です。外部からの視線を遮断し、視線を気にせず洗濯物を干したり、庭でくつろいだりできます。
人工的なフェンスや塀と異なり、柔らかい印象で周囲の環境に溶け込みながら、目隠し効果を発揮します。見た目の自然な雰囲気と機能性を両立させたい場合に優れた選択肢です。
ただし、生育までに時間を要することと、定期的な剪定(刈り込み)の手間を見込んでおく必要はあります。
しきりとして活用できる
垣根は、庭や敷地の「しきり(区切り)」として活用できる点も大きなメリットです。
フェンスよりも柔らかい印象で区切れるのが特徴です。ブロック塀や金属フェンスと比べて、植物の垣根(生垣)は自然な抜け感があり、高さがあっても重くなりにくいのが魅力だといえます。
庭の中を「家庭菜園スペース」「くつろぎスペース」など用途ごとに分け、視線を適度に遮ることで、落ち着いた空間をつくることも可能です。
外観を装飾することができる
垣根は機能性だけでなく、住まいの外観を美しく装飾し、雰囲気の向上に貢献します。季節に応じた新芽、紅葉、花などを楽しむことができ、外からの景観も情緒あるものになります。
花が咲く樹種(サザンカ、トキワマンサク、キンモクセイなど)を選べば、外観の華やかなアクセントとなり、周囲の環境に自然に溶け込みながら、洗練された印象を与えます。
機能的(目隠し、防音、防風)でありながら、住宅をおしゃれにドレスアップできるのは、垣根(生垣)の大きなメリットです。
垣根を作成する2つのデメリット

生垣には定期的な剪定が必要
生垣は自然な温かみがある一方、生き物であるため手間をかけることが前提になります。美しい外観を保つためには、定期的に枝葉を剪定する(刈り込む)作業が必要です。
成長の早い樹種では、年に1~2回以上の剪定が必要になることもあり、手間や維持費がかかります。放置しておくと、枝が隣の敷地に伸びたり道路にはみ出したりして、苦情やトラブルの原因になります。
樹種によっては夏の乾燥時の水やり、花や実がなるものは肥料が必要な場合も多いです。また、病害虫対策として、薬剤散布が必要になることもあります。
生垣に適した樹種の中には、手間が少なくてすむものも多いですが、まったく手入れいらずというわけにはいきません。
竹垣は定期的に作り変える必要がある
天然の竹垣は、和風の趣や目隠し効果、通気性の良さといった多くのメリットがある一方で、5~10年程度で定期的な補修や作り直し(更新)が必須となる点がデメリットです。
自然素材であるため、紫外線や雨風によって竹が茶色く変色し、徐々に劣化します。日陰や風通しの悪い場所では、湿気によりカビが生えやすいです。
古くなると腐食して倒れる危険性があるため、メンテナンスが必要になり、最終的には撤去・再施工の費用がかかります。
手間や維持費を抑えたい場合は、天然の竹に見た目が似ている「人工竹垣(樹脂素材)」を検討することも一つの手です。耐久性が高く、雨風による劣化が少ないため、長期間メンテナンスフリーで使用できます。
垣根の植物を選ぶ4つの指標

用途から選ぶ
垣根(生垣)の植物を選ぶ際、用途(目的)は重要な指標の一つです。用途によって「適した樹高」「枝の密度」「成長スピード」が異なります。
用途別の植物の特徴とおすすめの樹種は以下のとおりです。
| 目隠し効果・プライバシー確保 | 常緑性で樹高が高くなり、枝葉が密生するもの | シラカシ、レッドロビン |
|---|---|---|
| 防犯・侵入防止 | 枝が混み合い、トゲがある | ヒイラギモクセイ、ピラカンサス |
| 防風・防音・防火 | 枝葉の密度が高く、強風に耐える | キンモクセイ、ウバメガシ |
| おしゃれ・洋風モダン | 花が咲き、葉の色が明るい | トキワマンサク、プリペット |
目隠しなら常緑樹が適しています。萌芽力が強いものは丈夫ですが、成長が早いので剪定の手間は多くなります。
設置スペースから選ぶ
垣根を選ぶ際は、設置スペースの広さ(横幅・奥行き・高さ)を基準に考えることも必要です。
狭い場所に大きくなる樹種を植えると、剪定が負担になったり、越境トラブルの原因になったりします。
奥行きが狭い場合は、細葉・直立性の樹種を選ぶと圧迫感が出にくいです。向いている植物は、横に広がりにくくて刈込にも強い、トキワマンサクやイヌマキです。
一般的な住宅地では、成長が早すぎず、樹形がまとまりやすい植物が向いています。花や実も楽しめる、サザンカやアベリアがおすすめです。
広い敷地では、高木でもOKですが、将来的な樹高(最終サイズ)は確認しておきましょう。
おすすめは、シラカシやレッドロビンです。
設置スペースを考えるときは、「今の大きさ」ではなく、10年後の姿を想定すると失敗は少なくなります。
周辺の気候に応じて選ぶ
垣根の植物は、周辺の気候に合っているかどうかも重要な選定基準のひとつです。見た目よりも「耐寒性・耐暑性・耐風性」を優先すると失敗は少なくなります。
気候に応じた選び方の指標とおすすめの樹種は以下のとおりです。
| 寒冷地 (積雪・霜が多い地域) | ・耐寒性 ・雪の重みに強い ・霜焼けしにくい | シラカシ、サザンカ |
|---|---|---|
| 暖地・温暖地 (関東~関西) | ・蒸れに強い ・病害虫に強い | トキワマンサク、レッドロビン |
| 暑さが厳しい地域 (西日が強い・ヒートアイランド) | ・耐暑性が強い ・葉焼けしない ・乾燥に強い | イヌマキ、アベリア |
| 海沿い・強風地域 | ・耐潮性が強い ・枝がしなやか ・葉が厚め | シラカシ、イヌマキ |
その地域で無理なく育つ植物を選ぶことが、美しい垣根を保つコツです。
予算から選ぶ
垣根を設置するための予算から選ぶ場合は、初期費用だけでなく将来的な維持費まで含めて考えることが大切です。安く植えられることが、コスパが良いとは限らないからです。
初期費用は、苗木代+施工費となります。当然のことですが、苗木のサイズや本数によって、施工費を含めた総額は変わります。
成長のスピードが速いものほど、早く目隠しはできますが、剪定などの維持費はかかるので注意が必要です。その他、消毒や肥料の頻度も合わせて確認しましょう。
安い苗を選んでも、剪定や薬剤散布が増えれば結果的に高くつくこともあります。
とにかく初期費用を抑えるなら、成長の早い樹種で小さめの苗を購入して、長期的なコスパ重視なら成長が穏やかで手入れが少なめの樹種を選ぶことです。
垣根におすすめの植物を紹介

アベリア

| 分類 | スイカズラ科ツクバネウツギ属(常緑~半常緑・低木) |
|---|---|
| 原産地 | 中国 |
| 樹高 | 1~1.5m |
5月下旬から11月頃まで、ロート状の小さな花を長期間咲かせ、微かな香りもあります。強健な性質で、乾燥、大気汚染、暑さ・寒さ(-10℃程度)に強く、都市部の街路樹としても利用されます。
基本は常緑ですが、寒冷地や冬の寒風に当たると落葉しやすいです。通常の緑葉に加え、黄斑や白斑の品種は冬に美しく紅葉し、カラーリーフとして一年中楽しめます。
萌芽力が強く、強い刈り込みに耐えるため、好みのサイズや形で管理できます。目立った病害虫はほとんどなく、手入れが楽です。
トキワマンサク

| 分類 | マンサク科トキワマンサク属(常緑広葉樹・低木~小高木) |
|---|---|
| 原産地 | 中国、台湾、インド東部 |
| 樹高 | 3~4m |
春(4~5月)に、リボン状の4枚の花弁を持つ花が株全体を覆うように咲きます。紅葉する「ベニバナ品種」のほか、緑葉の「シロバナ品種」もあります。
樹高は3~4mに達しますが、成長は比較的穏やかです。寒さにはあまり強くないため、関東以北の寒冷地での冬越しは難しいです。
剪定に強く、枝葉が密生するため、おしゃれな生垣や目隠しとして人気となっています。暖地を好み、乾燥や病害虫にも強く、初心者でも育てやすい常緑樹です。
キンモクセイ

| 分類 | モクセイ科モクセイ属(常緑広葉樹・小高木) |
|---|---|
| 原産地 | 中国 |
| 樹高 | 3~6m(放置すると10m程度) |
甘くフルーティーな香りが特徴で、特に夜間は遠くまで香りが漂います。橙色の小花は4枚の花弁を持ち、葉は濃緑色で光沢があり、硬く厚みがあるのが特徴です。
9~10月に開花し、花が散るとオレンジ色のカーペットのようになります。
剪定は、新梢が伸びる前の早春に行います。強剪定は開花枝を失ったり、萌芽した枝が成熟せず開花枝にならなかったりするので注意が必要です。
強健で病害虫の被害は少ないですが、風通しが悪いと、カイガラムシやハダニが発生しやすくなります。
サンゴジュ

| 分類 | レンプクソウ科ガマズミ属(常緑広葉樹・小高木~高木) |
|---|---|
| 原産地 | 日本(関東南部以西、四国、九州、沖縄)、朝鮮半島南部、中国、台湾 |
| 樹高 | 3~5m(放置すると15m以上) |
葉は楕円形で厚みがあり、年間を通して、濃い緑色で光沢のある葉が一年中美しい緑を保ちます。
5~6月頃に、小さな白い花が房状(円錐花序)に咲きます。花にはほのかな香りがあります。
秋になると実が赤く熟し、やがて黒紫色に変化します。「サンゴジュ(珊瑚樹)」という名前は、赤い実を珊瑚に見立てたことが由来です。
剪定の適期は花後(6~7月頃)で、生長が早いため、年1~2回を目安に行うのがおすすめです。
サザンカ

| 分類 | ツバキ科ツバキ属(常緑広葉樹・小高木) |
|---|---|
| 原産地 | 日本(固有種) |
| 樹高 | 2~6m(放置すると10mに達することもある) |
10~12月に、白・ピンク・赤などの花を咲かせます。サザンカは花びらが一枚ずつ散るため、花ごとポトリと落ちるツバキと見分けるポイントとされています。
濃い緑色でやや小ぶりな葉を持ち、年間を通して美しい緑を保つのが特徴です。枝葉が密に茂り、剪定にも強いため、生垣としてよく利用されます。
やや病害虫がつきやすく、チャドクガ、カイガラムシ、ハダニなどが発生することがあります。特にチャドクガの幼虫には、毒針毛があるため、発見したら早めの対処が必要です。
モチノキ

| 分類 | モチノキ科モチノキ属(常緑広葉樹・高木) |
|---|---|
| 原産地 | 日本(宮城県・山形県以西、四国、九州、沖縄)、朝鮮半島南部、中国 |
| 樹高 | 3~5m(放置すると15m以上) |
10~12月頃に赤い実が成りますが、雌雄異株のため、実を楽しみたい場合は雌木を選ぶ必要があります。
成長が遅く刈り込みにも強いため、好みの形に仕立てやすく、生垣に向いています。潮風や大気汚染に強く、日なた~半日陰でも育ち丈夫です。
剪定は、3月中旬〜5月中旬、または6〜7月、11〜12月が適期で、枝が込みやすいため、透かし剪定が基本になります。カイガラムシ、すす病が発生しやすいので、適度な透かし剪定で風通しを確保することが大切です。
レッドロビン

| 分類 | バラ科カナメモチ属(常緑広葉樹・小高木~中高木) |
|---|---|
| 原産地 | ニュージーランド |
| 樹高 | 2~3m |
春(4~5月)に真っ赤な新芽を一斉に出すのが特徴です。
成長が早く丈夫で、横に密に枝を張るため、目隠しや生垣によく利用されます。常緑ですが、季節により緑から赤へ葉色が変化し、寒さにはやや弱いです。
剪定は、年に2〜3回(新芽が出る前の3月、新芽が緑になる6月、秋の9月頃)行い、枝葉を密にします。刈り込みは切り口が荒れにくい剪定ばさみで行うのが基本です。
ゴマ色斑点病が発生しやすいため、風通しを良くし、落ち葉はまめに掃除します。
ボックスウッド

| 分類 | ツゲ科ツゲ属(常緑広葉樹・低木~小高木) |
|---|---|
| 原産地 | ヨーロッパ、北アフリカ、西アジア |
| 樹高 | 1~2m(放置すると5m以上) |
一年中細かく濃緑色の葉を密に茂らせ、刈り込みにも強いのが特徴です。生垣や縁取り、トピアリー(刈り込み造形)によく使用されます。
日なた~半日陰が理想で、直射日光が強すぎる場所は葉焼けを起こすことがあります。
生垣の剪定は年1~2回が目安で、適期は、5~6月か9~10月です。伸びた枝を刈り込むことで、密に美しく仕上がります。
風通しが悪いと病害虫の被害が出やすくなるので、蒸れを防ぐため、内部まで光と風を通す剪定が大切です。
プリペット

| 分類 | モクセイ科イボタノキ属(常緑~半常緑広葉樹・低木) |
|---|---|
| 原産地 | 中国、ヨーロッパ |
| 樹高 | 1~2m(放置すると3m以上) |
生育が旺盛で刈り込みに強く、生垣として広く利用されています。明るい黄緑色の葉を持つ斑入り品種(シルバープリペットなど)も人気です。
初夏に白い小花を咲かせ、秋には黒い実をつけ、寒冷地では冬に落葉することがあります。
生育が旺盛なので、年2~3回刈り込みが必要な場合もあり、適期は5~7月、9~10月です。
繁茂力が強いので、放任すると環境によっては広がりやすくなります。また、風通しが悪いとアブラムシが発生しやすくなるので注意が必要です。
ウバメガシ

| 分類 | ブナ科コナラ属(常緑広葉樹・低木~小高木) |
|---|---|
| 原産地 | 日本(本州の千葉県以西、四国、九州、沖縄)、中国 |
| 樹高 | 3~5m |
成長が穏やかで非常に丈夫な常緑広葉樹です。潮風や乾燥、排ガスに強く、細かい葉が密に茂るため、生垣や目隠しに最適です。
葉は小さく硬く、濃緑色で光沢があり、樹皮は縦に割れ目が入ります。春(4月頃)に黄色い雄花を下垂させ、翌年の秋にドングリが実ります。
剪定は、年2〜3回、春(3~4月)と秋(9~10月)に行うのが一般的です。枝葉が密集しやすいため、風通しを確保するため内部の枝を透かしますが、生垣の場合はバリカンで刈り込むことが多いです。
垣根を作る流れ

生垣と竹垣の垣根を作る流れを解説します。
生垣を作る流れ
- 親柱(垂直の柱)を立てる
生垣の両端とその間に、2m間隔で支柱となる丸太を設置し、支柱の長さの約1/4~1/3を地面に打ち込むのが基本です。 - 横木(胴縁)を取り付ける
支柱の高さに合わせて、横に竹や丸太を渡します。支柱と横木が交差する部分をシュロ縄でしっかり固定します。 - 苗木の植え付けと保護
横木に沿って苗木を植え付けていきます。樹種や大きさによりますが、1mあたり3本程度が目安です。苗木の幹が支柱に直接当たって傷つかないように、杉皮などで保護します。
竹垣を作る流れ
- 支柱の設置
基礎となる柱を地面にしっかりと埋め込みます。安定感のために、地中に30~50㎝は埋めるのが目安です。 - 骨組み(胴縁)の取り付け
支柱に水平に「胴縁(どうぶち)」を3~4本取り付け、全体の枠組みを強固にします。 - 立子(たてこ)の取り付け
垂直方向の竹(立子)を1本ずつ、またはパネル状にして並べます。 - 結束・仕上げ
竹の交点をシュロ縄で結びます。結び目は美観を左右するため、均一な力で引き締めるのがコツです。
初心者の方は、DIY用に材料がセットになったものから始めるのがおすすめです。
垣根の作成にかかる費用相場
垣根の作成にかかる費用相場を、生垣(植物)とフェンス(人工物)の2種類で説明します。
植物を使って作る生垣は、比較的安価に設置でき、自然な雰囲気を楽しめます。苗木代・支柱代・施工費込みで、1mあたり約8,000~10,000円が目安です。
定番の樹種は、トキワマンサク、キンモクセイ、ボックスウッドなどですが、樹高が高いほど高額になります。通常、1mあたり3本程度を植えます。
アルミや樹脂、木材で作るフェンスは、メンテナンスフリーで耐久性が高いのが特徴です。材料・工事費込みで、10mあたり約15万~50万円程度になります。
材料の素材別では、アルミ・樹脂で10mあたり18万~50万円、木製で10mあたり15万~45万程度です。
地盤状況などの現場条件により、基礎工事費として10万~35万円程度が加算される場合があります。
垣根に関するよくある質問

垣根にしてはいけない植物は?
一般的に、垣根にしてはいけない植物には、以下のような特徴があります。
- 成長が早すぎる植物(剪定が大変)|年間50㎝以上伸びる
- 毛虫や病害虫がつきやすい植物|見た目や衛生面で好ましくない
- 巨大化しやすい高木|サイズ的に不向きで、根が配管や構造物に影響を及ぼす
- 落葉する植物|目隠しにならない
- トゲが危険な植物|特に小さなお子様やペットがいる家庭には不向き
垣根(生垣)には向き・不向きがあります。慎重に検討して樹種を選びましょう。
お手入れが少なくて済む垣根はある?
お手入れが少なくて済む垣根のポイントは、「成長がゆるやか」「自然樹形が整いやすい」「病害虫に強い」常緑樹を選ぶことです。
代表例は、ボックスウッド、キンモクセイ、サザンカ、ウバメガシなどです。
手入れを減らすコツには、最初から大きくし過ぎない、植栽間隔を適正にする、成長の早い樹種は避ける、日当たりに合った樹種を選ぶことなどが挙げられます。
植える場所の環境条件に合う樹種で候補を絞り、その中から好みの樹種で決めるのが失敗の少ない選択方法です。
垣根のお手入れはスマイルガーデンにお任せください

垣根(生垣)には、見た目だけでなく実用面でも多くのメリットがあります。目隠し・プライバシー確保をしながら、四季を楽しめて、防風・防音・防犯効果の役割も果たします。
ただし生垣は生きている植物を使用するので、本来のメリットを享受するためには、最低限の手入れは必要です。生垣のお手入れは、経験豊富な造園会社に依頼すると安心して任せられます。
造園会社に依頼するなら、スマイルガーデンがおすすめです。現在、見積無料・出張無料・相見積もり歓迎・最低価格保証のキャンペーン実施中です。
まとめ

生垣は、四季の移ろいを楽しみながら、柔らかな印象で目隠し・プライバシー確保ができます。一方で、定期的な剪定や病害虫対策が必要になります。
成長がゆるやかな常緑樹を選び、日当たりや気候に合った植物を選ぶのが手間や失敗が少なくなる方法です。また、設置スペースに合った最終樹高を確認しておくことも欠かせません。
大切なお庭の景観をアップさせながら、自然な目隠しをかなえたい方におすすめの選択肢といえます。










