ローズマリーとは

開花期 | 植え付け | 肥料 | 剪定 |
---|---|---|---|
11~5月 | 4~5月,9月下旬~11月 | 3月,10~11月 | 5~6月上旬 |
ローズマリーの剪定のコツ|失敗しない時期や方法のポイント

ローズマリーは、香り豊かな葉と上品な花が魅力の常緑低木で、洋風庭園やハーブガーデンのアクセントとして人気があります。春から初夏にかけて、紫や青の小さな花を咲かせ、その独特の芳香が庭全体に広がるのが特徴です。またローズマリーの葉は料理やアロマとしても利用でき、実用性が高いことから、家庭でも重宝されます。乾燥や寒さにも強く、手入れが比較的簡単で、初心者でも育てやすい庭木として広く愛用されています。
そんなローズマリーに剪定のコツや失敗しない方法はあるのでしょうか。
こちらの記事では、ローズマリーを剪定する場合に失敗しない時期や、剪定方法のコツや時期などのポイントを分かりやすくご紹介したいと思います。
目次
ローズマリーの剪定の時期

立ち性のローズマリーは剪定をしないと樹高1m程度まで成長し、枝が木質化したり、日当りや風通しが悪くなったりします。
間引いたり、高さを落とす剪定を定期的にすることでローズマリーの健やかに育ち、収穫しやすくなります。ここではローズマリーの剪定時期について解説します。
ローズマリー剪定の適期・可能時期
ローズマリーの剪定は、5月~6月上旬の花後が適期です。ローズマリーは暑さや蒸れが苦手なので、梅雨が始まる前に剪定すると湿気がこもりにくくなります。夏の暑い時期に剪定すると、ローズマリーへの負担が大きくなるので避けましょう。
また、夏に大きく成長した場合は、木の内側まで日当たりを良くするために込み合った枝を剪定すると冬超ししやすくなります。

ローズマリーの剪定は、5月~6月上旬の花後が適期です。ローズマリーは暑さや蒸れが苦手なので、梅雨が始まる前に剪定すると湿気がこもりにくくなります。夏の暑い時期に剪定すると、ローズマリーへの負担が大きくなるので避けましょう。
また、夏に大きく成長した場合は、木の内側まで日当たりを良くするために込み合った枝を剪定すると冬超ししやすくなります。
ハーブとしてのローズマリーを楽しむための剪定時期ワンポイントレッスン
爽やかな香りのローズマリーは、肉料理、魚料理、野菜のグリルなど、さまざまな食材の香りづけに活躍します。料理に使用するローズマリーを収穫する場合、1~2枝切り取る程度なら、剪定の適期などを気にせず1年中可能です。
収穫目的の剪定には清潔な剪定バサミを用意し、枝先から10~15cm程切り落とします。
また、定期的な剪定で切り落とした枝葉は廃棄せず、ザルに並べて風通しの良い場所で自然乾燥させましょう。手で触ってローズマリーの葉がパラパラと茎から取れるようになったら、自家製の乾燥ローズマリーの完成です。葉を集めて消毒した瓶などに入れて保存すれば、料理で必要な時にいつでも乾燥ローズマリーを使えます。
ローズマリーの剪定方法
ローズマリーの剪定方法は、剪定する目的によって異なります。ここからは剪定に必要な道具や、基本的な剪定手順を紹介します。また、ローズマリーの剪定で失敗しないための注意点も紹介するので、剪定に挑戦する前にご一読ください。
ローズマリーの剪定に必要な道具
ローズマリーの剪定に必要な道具は以下の通りです。
剪定道具は用途に応じていろいろありますが、どれも十分に注意して使用することが大切です。それでは、一つずつ見ていきましょう。

ローズマリーの剪定に必要な道具は以下の通りです。
剪定道具は用途に応じていろいろありますが、どれも十分に注意して使用することが大切です。それでは、一つずつ見ていきましょう。
剪定用手袋

ローズマリーの剪定では必ず剪定用の手袋を着用しましょう。剪定中に枝の切り口や刃物などで手指を傷つけるのを防ぎます。
手のひら側が樹脂コーティングになっているものは、剪定バサミやノコギリが滑りにくく安全です。
剪定バサミ

ローズマリーの剪定で最も活躍するのが、ペンチのような形をした剪定用のハサミです。剪定バサミには、バイパス式とアンビル式の2種類がありますが、ローズマリーの枝は比較的硬いためアンビル式がおすすめです。剪定バサミにはサイズがいろいろあるので、手の大きさに合わせて使いやすいものを選びましょう。
刈り込みバサミ

ローズマリーを植込みや生垣として仕立てる時に便利なのが刈り込みバサミです。植木バサミよりも刃の部分が長く、長い柄を両手で持って使います。枝を切るというよりは葉を細かく整える目的で使い、生垣の表面となる広い面積を効率的に整えられます。
植木バサミ

植木バサミは通常のハサミの形をした園芸用のハサミで、直径1cm以下の細い枝を切る時に使います。
その他あれば便利なもの

熊手(剪定した葉や枝を集めるのに使用します)、箕(ちりとり代わりに使います)、シュロ縄(切ってはいけない枝を一時的にまとめておく紐)、フレコンバッグ(枝葉を入れるごみ袋)などがあると便利です。
ローズマリーの剪定方法
ローズマリーの基本的な剪定方法は以下の通りです。
5月~6月上旬の剪定手順
①ローズマリー全体をチェックし、仕上がりのサイズをイメージする。
②枝が込み合った部分は、枝を間引きするように付け根から切り落とす。
③サイズを抑える場合は、15cm以上の長さのある枝を10cmほど残してカットする。
④切り口に癒合剤を塗る。
木質化(幹が太く育った)した枝の剪定手順
①木質化した枝は、木質化した部分の下から、あるいは枝元から切り落とす。
②木質化した枝を多く切り落とした後は、病害虫の影響を受けやすいため、癒合剤を塗って保護する。

ローズマリーの基本的な剪定方法は以下の通りです。
5月~6月上旬の剪定手順
①ローズマリー全体をチェックし、仕上がりのサイズをイメージする。
②枝が込み合った部分は、枝を間引きするように付け根から切り落とす。
③サイズを抑える場合は、15cm以上の長さのある枝を10cmほど残してカットする。
④切り口に癒合剤を塗る。
木質化(幹が太く育った)した枝の剪定手順
①木質化した枝は、木質化した部分の下から、あるいは枝元から切り落とす。
②木質化した枝を多く切り落とした後は、病害虫の影響を受けやすいため、癒合剤を塗って保護する。
ローズマリーの剪定注意点まとめ
ローズマリーの剪定で注意したい点は、以下の通りです。
①間引き剪定が基本
ローズマリーは枝の途中で剪定すると、そこから枝分かれをしやすくなります。枝先ばかり切ると、枝分かれして枝が込み合いやすくなってしまいます。枝は枝元から切るようにし、風通しをよく保ちましょう。
②定期的な剪定で木質化を防止
ローズマリーを剪定せずにいると、枝が硬くて茶色く変化してきます。この現象を木質化と呼びますが、木質化した枝からは新しい芽が伸びず、葉や花も付かなくなります。木質化した部分を大きく切り戻すと、新しい枝の成長を促せます。
③剪定のし過ぎに注意
ローズマリーの葉が完全に無くなるほど強く剪定してしまうと、新芽が出ずに枯れてしまうことがあります。大きく育ち過ぎたローズマリーを大胆に切り戻す場合でも、多少の葉を残すように注意しましょう。

ローズマリーの剪定で注意したい点は、以下の通りです。
①間引き剪定が基本
ローズマリーは枝の途中で剪定すると、そこから枝分かれをしやすくなります。枝先ばかり切ると、枝分かれして枝が込み合いやすくなってしまいます。枝は枝元から切るようにし、風通しをよく保ちましょう。
②定期的な剪定で木質化を防止
ローズマリーを剪定せずにいると、枝が硬くて茶色く変化してきます。この現象を木質化と呼びますが、木質化した枝からは新しい芽が伸びず、葉や花も付かなくなります。木質化した部分を大きく切り戻すと、新しい枝の成長を促せます。
③剪定のし過ぎに注意
ローズマリーの葉が完全に無くなるほど強く剪定してしまうと、新芽が出ずに枯れてしまうことがあります。大きく育ち過ぎたローズマリーを大胆に切り戻す場合でも、多少の葉を残すように注意しましょう。
造園業者・庭師にローズマリーを剪定してもらうには?

庭木の剪定は、剪定道具さえ一通り揃えておけば、樹高3m程度までなら素人でも十分にできる作業です。ローズマリーは成長しても樹高2m以下程度の低木なので剪定しやすいでしょう。
ただし、多忙で庭仕事をする時間が取れない方や、自分で剪定する自信がない方には、造園業者・庭師に剪定を依頼するという手もあります。
自分で剪定するメリット・デメリット
ローズマリーを自分で剪定するメリットとデメリットを紹介します。
メリット
- 剪定道具を揃えてしまえば、ほぼ費用がかからない
- 自分のスケジュールで剪定できる
- 必要な分だけ剪定し、剪定後の枝を料理などに使える
デメリット
- 剪定道具の購入に費用がかかる
- 剪定道具の収納場所が必要になる
- 剪定後の枝葉ゴミを自分で処理する必要がある
- 時間が取られる
自分で剪定するか業者に依頼するかで悩んでいる方は、メリットとデメリットをよく比較した上で判断してください。

ローズマリーを自分で剪定するメリットとデメリットを紹介します。
メリット
- 剪定道具を揃えてしまえば、ほぼ費用がかからない
- 自分のスケジュールで剪定できる
- 必要な分だけ剪定し、剪定後の枝を料理などに使える
デメリット
- 剪定道具の購入に費用がかかる
- 剪定道具の収納場所が必要になる
- 剪定後の枝葉ゴミを自分で処理する必要がある
- 時間が取られる
自分で剪定するか業者に依頼するかで悩んでいる方は、メリットとデメリットをよく比較した上で判断してください。
ローズマリーの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れ
ローズマリーの低木や生垣を自分で剪定することに少しでも不安を感じる場合は、剪定のプロである造園業者や庭師に剪定を依頼することをおすすめします。
ローズマリーの剪定を依頼する業者は、スマイルガーデンのような全国展開しているチェーン店がおすすめです。ウェブサイトからお住まいの地域にあるチェーン店を検索でき、オンラインで見積もりも取れます。(ただし、写真の提供又は現場調査が必須)
地元の庭師や造園業者から探す場合は、近所の人や知り合いが実際に使ったことがある業者の中から評判の良いところを選ぶのが安心です。ネット検索で探す場合は、口コミやレビューなどを参考にしましょう。
業者に剪定を依頼するまでの流れは以下の通りです。
①業者に直接電話をかけるか、ウェブサイトの問い合わせフォームを使って、ローズマリー剪定の相談をしてみましょう。剪定してもらいたい樹木の種類、高さ、本数などを伝えましょう。
②オンラインや電話だけで剪定料金を提示してくる業者もありますが、現地調査しないと正確な見積もりが出せないことも多いです。まずは業者に現地を見に来てもらう日時を決め、見積もりを出してもらいましょう。現地調査と見積もりまでは無料で行ってくれる業者が多いです。
③できれば最低3社から相見積もりを取りましょう。見積もり金額と業者の対応を総合的に比較して、依頼する業者を選びましょう。剪定料金全額を前払いを求めない業者だと、最後まできちんと対応してもらえるので安心です。

ローズマリーの低木や生垣を自分で剪定することに少しでも不安を感じる場合は、剪定のプロである造園業者や庭師に剪定を依頼することをおすすめします。
ローズマリーの剪定を依頼する業者は、スマイルガーデンのような全国展開しているチェーン店がおすすめです。ウェブサイトからお住まいの地域にあるチェーン店を検索でき、オンラインで見積もりも取れます。(ただし、写真の提供又は現場調査が必須)
地元の庭師や造園業者から探す場合は、近所の人や知り合いが実際に使ったことがある業者の中から評判の良いところを選ぶのが安心です。ネット検索で探す場合は、口コミやレビューなどを参考にしましょう。
業者に剪定を依頼するまでの流れは以下の通りです。
①業者に直接電話をかけるか、ウェブサイトの問い合わせフォームを使って、ローズマリー剪定の相談をしてみましょう。剪定してもらいたい樹木の種類、高さ、本数などを伝えましょう。
②オンラインや電話だけで剪定料金を提示してくる業者もありますが、現地調査しないと正確な見積もりが出せないことも多いです。まずは業者に現地を見に来てもらう日時を決め、見積もりを出してもらいましょう。現地調査と見積もりまでは無料で行ってくれる業者が多いです。
③できれば最低3社から相見積もりを取りましょう。見積もり金額と業者の対応を総合的に比較して、依頼する業者を選びましょう。剪定料金全額を前払いを求めない業者だと、最後まできちんと対応してもらえるので安心です。
ローズマリーの剪定を造園業者・庭師に頼むメリット
ローズマリーの剪定は自分で行うことも可能ですが、プロの業者に依頼するメリットも多くあります。ここでは、造園業者や庭師に頼むメリットについて解説します。
切るべき枝を見分けてもらえる
ローズマリーは生育旺盛な低木なので、定期的に間引き剪定を行い、風通しや日当りの良い環境に整えてあげることが大切です。プロの業者ならどの枝をどの程度切ればよいのか判断してもらえるので安心です。
時間や労力を省ける
剪定に必要な道具を揃えたり、実際に剪定作業をしたり、後片付けをしたりと、自分で剪定するには時間がかかります。仕事が忙しくてなかなか休みが取れない方、せっかくの休みの日は趣味や家族の団らんに費やしたい方は、業者に剪定をしてもらうのが良いでしょう。
枝葉ゴミの処分もしてもらえる
成長し過ぎたローズマリーを大きく切り戻したり、ローズマリーの生垣の剪定を行ったりする場合、剪定後には大量の枝葉ゴミが発生します。自分で剪定する場合は枝葉ゴミの処分も自分で行わなければならず、お住まいの自治体の規定に基づいて枝を一定の長さで切り揃えたり、細かな葉や小枝をゴミ袋に詰めたりするのに大変な労力を要します。
業者に剪定を依頼すれば、枝葉ゴミの処分まで行ってもらえるので安心です。

ローズマリーの剪定は自分で行うことも可能ですが、プロの業者に依頼するメリットも多くあります。ここでは、造園業者や庭師に頼むメリットについて解説します。
切るべき枝を見分けてもらえる
ローズマリーは生育旺盛な低木なので、定期的に間引き剪定を行い、風通しや日当りの良い環境に整えてあげることが大切です。プロの業者ならどの枝をどの程度切ればよいのか判断してもらえるので安心です。
時間や労力を省ける
剪定に必要な道具を揃えたり、実際に剪定作業をしたり、後片付けをしたりと、自分で剪定するには時間がかかります。仕事が忙しくてなかなか休みが取れない方、せっかくの休みの日は趣味や家族の団らんに費やしたい方は、業者に剪定をしてもらうのが良いでしょう。
枝葉ゴミの処分もしてもらえる
成長し過ぎたローズマリーを大きく切り戻したり、ローズマリーの生垣の剪定を行ったりする場合、剪定後には大量の枝葉ゴミが発生します。自分で剪定する場合は枝葉ゴミの処分も自分で行わなければならず、お住まいの自治体の規定に基づいて枝を一定の長さで切り揃えたり、細かな葉や小枝をゴミ袋に詰めたりするのに大変な労力を要します。
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