アカシア
アカシアとはマメ科アカシア属に属する植物の総称です。オーストラリア南部が原産で、日本には明治時代末期に伝わりました。
美しい銀葉と春に咲く黄色い花が特徴で、葉や花の観賞価値が高いことから、シンボルツリーとしても人気があります。
アカシアにはいくつか品種がありますが、最も人気がある品種はギンヨウアカシアです。その他にも花色が濃い黄色のフサアカシア、やや遅咲きのサンカクバアカシアなどがあります。
混合される木として、「ニセアカシア」という樹木がありますが、全く別物の樹種です。ニセアカシアは北米原産の植物で寒さに強いのが特徴です。
アカシアと同じマメ科の植物ですが、こちらは落葉樹であり、花の形も色も、開花時期も全て違います。
元々はこのニセアカシアがアカシアと呼ばれていたのですが、明治時代に日本に本物のアカシアが入ってきた際、今までアカシアと呼ばれていたアカシアは混同を防ぐために「ニセアカシア」に降格されてしまったようです・・・。
開花期 | 植え付け | 肥料 | 剪定 |
---|---|---|---|
3~4月 | 3~5月,9~10月 | 3~5月 | 4~6月,9~11月 |
※あくまでも適期です。真夏以外はいつ植えても大丈夫ですが、樹種によっては厳寒期も避けたほうが良い樹種もございます。詳しくはお問い合わせください。
夏過ぎには来年開花する花芽ができるため、翌年の花を減らしたくない場合は夏になる前に剪定を済ませましょう。
9~11月の剪定では、透かし剪定など軽剪定に留めましょう。
※あくまでも適期です。基本的にはどんな樹木でも時期問わず大丈夫ですが、時期によっては切りすぎると枯れてしまう場合がございますので、詳しくはお問い合わせください。
アカシアの剪定のコツ|失敗しない時期や方法のポイント
鮮やかな黄色い花を咲かせ葉の色合いも美しいアカシアですが、生育が旺盛で大きく育つため、樹形や樹高を維持するための剪定は不可欠です。
ここからは、アカシアを剪定するのに適した時期や適切な剪定方法を紹介します。
目次
アカシアの剪定の時期
庭木の剪定は一年中いつでも同じ剪定の仕方で良いわけではなく、時期に応じた適切な剪定の仕方があります。
また、アカシアは、幹が細いまま樹高だけグングン伸びるので、強風や台風で倒れたり折れたりしやすい樹木でもあります。
台風時期の9月までには、枝葉の量を減らして、風の影響を受けないように剪定しなければなりません。
そこで、ここからはアカシアを剪定するのに適した時期とその時期に応じた剪定の仕方について解説します。
アカシア剪定の適期・可能時期アカシアの剪定は、花が咲いた直後の4月〜6月頃に行うのがベストです。
気温が穏やかな時期なら、強剪定も可能ですが、この時期以外にの剪定する場合は庭木へ負担がかかるので軽剪定に留めましょう。
アカシアの剪定は、花が咲いた直後の4月〜6月頃に行うのがベストです。
気温が穏やかな時期なら、強剪定も可能ですが、この時期以外にの剪定する場合は庭木へ負担がかかるので軽剪定に留めましょう。
強剪定
樹高を3分の2以下に抑えたり、枝を切り詰めて枝葉を余り残さずに剪定することを強剪定と言いますが、アカシアに強剪定する場合は、翌年咲く花の花芽を付ける枝が伸びる前の4~6月に行うのがベスト。
春は成長期の前なので、剪定によるアカシアの木への負担も最小限に抑えられます。
軽剪定(透かし剪定)
9~11月の夏の成長期が終わる頃が透かし剪定をするベストなタイミングです。
夏の間に伸び過ぎて樹形を崩してしまった枝や枯れた枝などを間引く程度の、軽めの剪定を行いましょう。
ただし、12月~翌年3月でも軽剪定は可能です。
アカシアの花を楽しむための剪定時期ワンポイントレッスン
アカシアは、夏ごろに翌年の春に咲く芽を形成し始めます。
そのため、剪定は花が咲き終わってから梅雨入り前の6月頃までに行いましょう。
7月以降に剪定すると、新しく形成された花芽を切ってしまうことになり、翌年の花が咲かない原因になってしまいます。
アカシアの剪定方法
アカシアの剪定を自分でしたい方のために、剪定に必要な道具や基本の剪定方法を紹介します。
また、アカシアの剪定で失敗しないための注意点も紹介するので、剪定に挑戦する前にご一読ください。
アカシアの剪定に必要な道具アカシアの剪定に必要な道具は以下の通りです。
剪定道具は用途に応じていろいろありますが、どれも十分に注意して使用することが大切です。それでは、一つずつ見ていきましょう。
アカシアの剪定に必要な道具は以下の通りです。
剪定道具は用途に応じていろいろありますが、どれも十分に注意して使用することが大切です。それでは、一つずつ見ていきましょう。
剪定用手袋
アカシアの剪定では必ず剪定用の手袋を着用しましょう。剪定中に枝の切り口や刃物などで手指を傷つけるのを防ぎます。
手のひら側が樹脂コーティングになっているものは、剪定バサミやノコギリが滑りにくく安全です。
剪定バサミ
アカシアの剪定で最も活躍するのが、ペンチのような形をした剪定用のハサミです。直径1~2cm程の枝を切るのに使います。
剪定バサミには、バイパス式とアンビル式の2種類があります。バイパス式は上下の2枚の刃を交差させて枝を切断するタイプで、生きた枝を剪定するのに向いています。アンビル式は下刃が受け皿状になっているのが特徴で、硬い枝や枯れた枝を剪定するのに向いています。
剪定バサミはバイパス式もアンビル式もサイズがいろいろあります。手の大きさに合わせて使いやすいものを選びましょう。
植木バサミ
植木バサミは刃先が細いので、剪定バサミでは入りにくい込み入った場所に入りやすく、小回りが利きます。剪定バサミほど太い枝は切れませんので、細い枝や最後の仕上げに使用します。
取手の片方の輪には親指を、もう一方の輪には中指から小指までを入れて、人差し指は外に出してハサミを支え、安定させて使うのがコツです。
剪定ノコギリ
剪定バサミでは切れないような直径2cm以上の太さの枝は、剪定用のノコギリで切りましょう。木工用ノコギリとは違い、お侍さんの脇差のようなノコギリです。細身で刃先20cm~30cmの軽量なものがおすすめです。
注意点として、アカシアの枝をノコギリで切っている最中に、枝の重みで樹皮が裂けてしまうことがあります。枝の切る箇所の下部に少し切り込みを入れてから、その少し外側を枝の上からノコギリで切れば、皮が裂けても切れ込みのところで樹皮の裂けがストップしてくれ、見栄えが悪くなるのを防ぎます。
樹皮が避けるとそこから腐りが入る可能性がありますでの、注意してください。
脚立(三脚)
手の届かない高さの枝を切る時には、脚立を使用します。脚立には脚が4本ある四脚タイプと、脚が3本ある三脚タイプの2種類がありますが、造園業では地面が凸凹した屋外でも安定しやすい三脚タイプを使うのが一般的です。
脚立を使用する場合は、一番上の段に載って作業しない、上を向いて作業しないなどのルールがあります。危険防止のため遵守しましょう。
傷口癒合剤
太い枝を剪定した後の切り口に塗ります。傷口がいつまでも乾かないでいると、栄養が流れ出たり、病原菌に侵されたりする場合があるためです。
アカシアの剪定で使う癒合剤としておすすめなのは、トップジンMペーストやカルスメイトなどです。
その他あれば便利なもの
高枝切りバサミ(細い枝なら脚立不要)、熊手(剪定した葉や枝を集めるのに使用します)、箕(ちりとり代わりに使います)、シュロ縄(切ってはいけない枝を一時的にまとめておく紐)、フレコンバッグ(枝葉を入れるごみ袋)などがあると便利です。
アカシアの剪定方法アカシアの剪定方法としては、込み合った枝を取り除く「透かし剪定」、樹高を制御する「芯止め剪定」、そして生長し過ぎた枝を切る「切り戻し剪定」の、3つの方法があります。
透かし剪定手順
①木の全体を見て、勢いよく伸びて樹形を乱している枝は、枝の分岐点から切り落とす。
②株元から伸びているひこばえは根元から切り落とす。
③枝が込み合っている部分は、重なった枝、他の枝に絡んだ枝などを選んで、枝の付け根から切り落とす。
④切り口に癒合剤を塗る。
芯止め剪定の手順
①木の全体を見て、剪定後の樹高や樹形をイメージする。
②樹冠の中心にある主幹の頂点部分を、最終的に目指す樹高よりも少し短めに切り落とす。
③主幹から下に向かって、バランスの良い樹形になるよう枝先を切っていく。
④枝が込み合っている部分は、重なった枝、他の枝に絡んだ枝などを選んで、枝の付け根から切り落とす。
⑤切り口に癒合剤を塗る。
切り戻し剪定の手順
①木の全体を見て、剪定後の樹高や樹形をイメージする。
②樹形を乱すように長めに生長している枝を選び、枝の途中にある新芽のすぐ上から切り取る。
③枝が込み入っている部分の枝は、分岐している根元から切り落とす。比較的短めの枝は切らずに残しておく。
④切り口に癒合剤を塗る。
アカシアの剪定方法としては、込み合った枝を取り除く「透かし剪定」、樹高を制御する「芯止め剪定」、そして生長し過ぎた枝を切る「切り戻し剪定」の、3つの方法があります。
透かし剪定手順
①木の全体を見て、勢いよく伸びて樹形を乱している枝は、枝の分岐点から切り落とす。
②株元から伸びているひこばえは根元から切り落とす。
③枝が込み合っている部分は、重なった枝、他の枝に絡んだ枝などを選んで、枝の付け根から切り落とす。
④切り口に癒合剤を塗る。
芯止め剪定の手順
①木の全体を見て、剪定後の樹高や樹形をイメージする。
②樹冠の中心にある主幹の頂点部分を、最終的に目指す樹高よりも少し短めに切り落とす。
③主幹から下に向かって、バランスの良い樹形になるよう枝先を切っていく。
④枝が込み合っている部分は、重なった枝、他の枝に絡んだ枝などを選んで、枝の付け根から切り落とす。
⑤切り口に癒合剤を塗る。
切り戻し剪定の手順
①木の全体を見て、剪定後の樹高や樹形をイメージする。
②樹形を乱すように長めに生長している枝を選び、枝の途中にある新芽のすぐ上から切り取る。
③枝が込み入っている部分の枝は、分岐している根元から切り落とす。比較的短めの枝は切らずに残しておく。
④切り口に癒合剤を塗る。
アカシアの剪定注意点まとめアカシアの剪定で注意したい点は、以下の通りです。
①花芽を切り落とさない
アカシアは夏頃に、翌年の春に咲く花芽を付け始めます。
そのため、7月以降に剪定をすると翌年の花付きが悪くなってしまいます。枝を大きく切り戻す剪定は、花が咲いた直後に済ませておきましょう。
②真夏と真冬の剪定は避ける
アカシアは生育旺盛で、夏の生育期に枝を大きく伸ばし生長していきます。
また、オーストラリア原産であることから耐寒性にはやや弱い傾向にあります。そのため、真夏と真冬にアカシアの枝を大きく切ってしまうと、樹勢を衰えさせてしまいます。負担がかかり過ぎて枝全体が枯れてしまうこともあるため、真夏と真冬の切り戻し剪定や芯止め剪定は避け、行うのであれば透かし剪定に留めましょう。
アカシアの剪定で注意したい点は、以下の通りです。
①花芽を切り落とさない
アカシアは夏頃に、翌年の春に咲く花芽を付け始めます。
そのため、7月以降に剪定をすると翌年の花付きが悪くなってしまいます。枝を大きく切り戻す剪定は、花が咲いた直後に済ませておきましょう。
②真夏と真冬の剪定は避ける
アカシアは生育旺盛で、夏の生育期に枝を大きく伸ばし生長していきます。
また、オーストラリア原産であることから耐寒性にはやや弱い傾向にあります。そのため、真夏と真冬にアカシアの枝を大きく切ってしまうと、樹勢を衰えさせてしまいます。負担がかかり過ぎて枝全体が枯れてしまうこともあるため、真夏と真冬の切り戻し剪定や芯止め剪定は避け、行うのであれば透かし剪定に留めましょう。
造園業者・庭師にアカシアを剪定してもらうには?
自分で剪定するメリット・デメリットアカシアを自分で剪定するメリットとデメリットを紹介します。
メリット
・剪定道具を揃えてしまえば、ほぼ費用がかからない
・自分のスケジュールで剪定できる
・満足感や達成感が得られる
デメリット
・剪定道具の購入に費用がかかる
・剪定道具の収納場所が必要になる
・脚立や刃物を使った作業でケガをする危険性がある
・剪定後の枝葉ゴミを自分で処理する必要がある
・時間が取られる
自分で剪定するか業者に依頼するかで悩んでいる方は、メリットとデメリットをよく比較した上で判断してください。
アカシアを自分で剪定するメリットとデメリットを紹介します。
メリット
・剪定道具を揃えてしまえば、ほぼ費用がかからない
・自分のスケジュールで剪定できる
・満足感や達成感が得られる
デメリット
・剪定道具の購入に費用がかかる
・剪定道具の収納場所が必要になる
・脚立や刃物を使った作業でケガをする危険性がある
・剪定後の枝葉ゴミを自分で処理する必要がある
・時間が取られる
自分で剪定するか業者に依頼するかで悩んでいる方は、メリットとデメリットをよく比較した上で判断してください。
アカシアの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れアカシアを自分で剪定することに少しでも不安を感じる場合は、剪定のプロである造園業者や庭師に剪定を依頼することをおすすめします。
アカシアの剪定を依頼する業者は、スマイルガーデンのような全国展開しているチェーン店がおすすめです。ウェブサイトからお住まいの地域にあるチェーン店を検索でき、オンラインで見積もりも取れます。
地元の庭師や造園業者から探す場合は、近所の人や知り合いが実際に使ったことがある業者の中から評判の良いところを選ぶのが安心です。ネット検索で探す場合は、口コミやレビューなどを参考にしましょう。
業者に剪定を依頼するまでの流れは以下の通りです。
①業者に直接電話をかけるか、ウェブサイトの問い合わせフォームを使って、剪定の相談をしてみましょう。剪定してもらいたい樹木の種類、高さ、本数などを伝えましょう。
②オンラインや電話だけで剪定料金を提示してくる業者もありますが、現地調査しないと正確な見積もりが出せないことも多いです。まずは業者に現地を見に来てもらう日時を決め、見積もりを出してもらいましょう。現地調査と見積もりまでは無料で行ってくれる業者が多いです。
③できれば最低3社から相見積もりを取りましょう。見積もり金額と業者の対応を総合的に比較して、依頼する業者を選びましょう。剪定料金全額を前払いを求めない業者だと、最後まできちんと対応してもらえるので安心です。
アカシアの剪定を造園業者・庭師に頼むメリットアカシアの剪定は自分で行うことも可能ですが、プロの業者に依頼するメリットも多くあります。ここでは、造園業者や庭師に頼むメリットは以下の3つです。
良い仕上がりが期待できる
造園業者や庭師に依頼する最大のメリットは、仕上がりのクオリティが高いことでしょう。アカシアは銀色に輝く葉と、フワフワとした黄金色の花が美しい樹木です。アカシアの特性を理解した上で、木の状態や枝ぶりを見ながら剪定してくれるので、自分で剪定するよりも良い仕上がりが期待できます。
時間や労力を省ける
剪定に必要な道具を揃えたり、実際に剪定作業をしたり、後片付けをしたりと、自分で剪定するには大変な労力と時間がかかります。仕事が忙しくてなかなか休みが取れない方、せっかくの休みの日は趣味や家族の団らんに費やしたい方は、業者に剪定をしてもらうのが良いでしょう。
枝葉ゴミの処分もしてもらえる
アカシアを剪定した後には多くの枝葉ゴミが発生します。
自分で剪定する場合は枝葉ゴミの処分も自分で行わなければならず、お住まいの自治体の規定に基づいて枝を一定の長さで切り揃えたり、細かな葉や小枝をゴミ袋に詰めたりするのに大変な労力を要します。業者に剪定を依頼すれば、枝葉ゴミの処分まで行ってもらえるので安心です。
アカシアの剪定は自分で行うことも可能ですが、プロの業者に依頼するメリットも多くあります。ここでは、造園業者や庭師に頼むメリットは以下の3つです。
良い仕上がりが期待できる
造園業者や庭師に依頼する最大のメリットは、仕上がりのクオリティが高いことでしょう。アカシアは銀色に輝く葉と、フワフワとした黄金色の花が美しい樹木です。アカシアの特性を理解した上で、木の状態や枝ぶりを見ながら剪定してくれるので、自分で剪定するよりも良い仕上がりが期待できます。
時間や労力を省ける
剪定に必要な道具を揃えたり、実際に剪定作業をしたり、後片付けをしたりと、自分で剪定するには大変な労力と時間がかかります。仕事が忙しくてなかなか休みが取れない方、せっかくの休みの日は趣味や家族の団らんに費やしたい方は、業者に剪定をしてもらうのが良いでしょう。
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アカシアを剪定した後には多くの枝葉ゴミが発生します。
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アカシアの剪定は最低価格保証のsmileガーデンへ
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なぜsmileガーデンはそこまで人気があるのでしょうか。
日本全国のお客様からsmileガーデンが選ばれるのには3つの理由があります。
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・smileガーデンが選ばれる理由その1
smileガーデンが選ばれる理由その1は「便利」なこと。
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・smileガーデンが選ばれる理由その2
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・smileガーデンが選ばれる理由その3
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