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樹種別のお手入れ方法

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アラカシ

アラカシは日本では東北以南から沖縄にかけて、世界では中国南部や東南アジアなど広範囲に分布するブナ科コナラ属の常緑広葉樹です。生長すると樹高は10~20mにもなる高木で、一般住宅では背の高めの生垣、公共では街路樹、公園の緑化樹、民間の商業施設などに広く使われています。

葉の長さは約10~15cmで、シラカシの葉よりも幅が広くて鋸歯が粗めなのが特徴。ドングリは長さ約2cmで、丸みのあるタマゴ型をしています。

開花期 植え付け 肥料 剪定
4~5月 3~5月,9~10月 2~3月 5~7月,9~11月
植え付け時期
アラカシの植え付けに適した時期は、3月~5月と9月~10月の春と秋の年に2回が適期です。真冬の植付は寒さで焼けてしまう場合があるので注意が必要です。
※あくまでも適期です。真夏以外はいつ植えても大丈夫ですが、樹種によっては厳寒期も避けたほうが良い樹種もございます。詳しくはお問い合わせください。
植え付け用土・環境
アラカシは日当りと風通しの良い場所を好みますが、半日陰の場所でも育ちます。土質や環境はあまり選ばず、大気汚染や潮風にもよく耐えるため、海沿いや街道沿いなど条件の悪い場所でも育てられます。
剪定方法
アラカシは生長が早く、放置していると枝葉が生い茂り樹形も崩れてしまうため、定期的に剪定することが大切です。萌芽力が強いので、強く刈り込んで樹形を作り込むことも可能です。また、混み入った枝を減らして日当りや風通しを改善する、透かし剪定も行いましょう。
剪定時期
アラカシの剪定は、5月~7月には強めの剪定を、9月~11月は軽めの剪定が適期です。
※あくまでも適期です。基本的にはどんな樹木でも時期問わず大丈夫ですが、時期によっては切りすぎると枯れてしまう場合がございますので、詳しくはお問い合わせください。
かかりやすい病害虫
アラカシは基本的には丈夫な樹木ですが、葉に白っぽいカビが生えるうどんこ病にかかることがあります。また、カミキリムシの幼虫のテッポウムシが幹を食害することがあります。どちらも、発見したら早めに薬剤を散布するなどして、対処しましょう。

アラカシの剪定のコツ|失敗しない時期や方法のポイント

アラカシは生育旺盛な樹木で、剪定せずに放っておくと、樹高10m~20mと大きく育ちます。生長し過ぎると隣家の敷地まで枝を伸ばしたり、庭に日陰を作ってしまったりするため、剪定によって樹高をコントロールすることが大切です。

そんなアラカシに剪定のコツや失敗しない方法はあるのでしょうか。

こちらの記事では、アラカシを剪定する場合に失敗しない時期や、剪定方法のコツや時期などのポイントを分かりやすくご紹介したいと思います。

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