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樹種別のお手入れ方法

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シモツケ

シモツケは、日本、中国、朝鮮半島を原産地とするバラ科シモツケ属の落葉性低木です。シモツケという名前は、現在の栃木県である下野(しもつけ)に由来します。学名からスピラエアと呼ばれることもあります。

シモツケは0.5~1m程に育つ低木で、初夏に赤、白、ピンクの小さな小花を密集させて咲かせます。日本も原産知の一つなので日本の気候によく馴染み、手入れをあまり必要としないことから、公園や商業施設の植え込みに植栽されていることが多いです。一般家庭でも簡単に育ち、花も比較的長く鑑賞できるため、花壇などに人気です。

開花期 植え付け 肥料 剪定
5~7月上旬 2~4月,11~12月 4月 5~7月上旬(花がら切り),7月~翌3月
植え付け時期
シモツケの植え付けに適した時期は、春の生長期が始まる前の2~4月頃と、落葉後の11~12月頃です。
※あくまでも適期です。真夏以外はいつ植えても大丈夫ですが、樹種によっては厳寒期も避けたほうが良い樹種もございます。詳しくはお問い合わせください。
植え付け用土・環境
シモツケは日当りが良い場所を好んで旺盛に生育します。土壌は、水はけがよく腐植質に富んだ土壌を好みます。
剪定方法
シモツケは枝を伸ばしながら花芽を作る性質があり、花が咲いた後に花がらを切ると再び花を咲かせます。また、花が咲き終わった後に樹形を整えるための剪定を行います。
剪定時期
シモツケは花がら切りを5月~7月上旬にかけて行います。樹形を整える剪定は、花が咲き終わった後から春先の3月頃までの間に行います。
※あくまでも適期です。基本的にはどんな樹木でも時期問わず大丈夫ですが、時期によっては切りすぎると枯れてしまう場合がございますので、詳しくはお問い合わせください。
かかりやすい病害虫
シモツケは病害虫の被害が少なく、基本的には丈夫で育てやすい庭木ですが、アブラムシやカイガラムシが発生することがあります。両方とも枝が伸びていて風通しが悪いと発生しやすいため、枝葉が込み合っている場合は透かし剪定することで発生を予防できます。

シモツケの剪定のコツ|失敗しない時期や方法のポイント

白、ピンク、赤の小花を初夏の長い期間咲かせるシモツケは、日本の気候によくあった育てやすい低木です。

そんなコデマリに剪定のコツや失敗しない方法はあるのでしょうか。

ここからは、シモツケを剪定するのに適した時期や適切な剪定方法を紹介します。

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