多年草・宿根草は、一度根付けば植えっぱなしでも毎年花を咲かせ、年を重ねるごとに株が大きく華やかになっていきます。初期投資だけで毎年の植え替えの必要がなく経済的で、環境にも優しいです。
冬から春、夏から秋など、花の咲く時期が異なるものがあり、お手入れが簡単なものからおしゃれなものまで種類も豊富です。
本記事では、丈夫で失敗の少ない、おすすめの多年生植物を20種類紹介しています。また、選び方やお手入れのポイントも説明していますので、ぜひ参考にしてください。

多年生植物(多年草)とは?

多年生植物(多年草)とは、植え付け後、2年以上(数年~十年以上)にわたって開花・結実のサイクルを繰り返す植物のことです。毎年植え替える必要がなく、年々株が大きく育つため見ごたえが増していきます。
冬に地上部が枯れるタイプと、そのまま常緑で残るタイプがあります。原産地が熱帯の植物など、日本の冬の寒さで枯れる場合は「一年草」扱いとなる場合があるので注意してください。

宿根草とは?

宿根草は、生育に適さない時期に地上部(茎や葉)が枯れても、根や地下茎が地中で生き残る植物のことで多年草の一種です。適切な時期になると再び発芽・開花します。
1度の植え付けで何年も開花をくり返し、根付くと頻繁な水やりや肥料の不要な品種が多く、手入れがかからないのが魅力です。
多年草の中で、特に冬に地上部が枯れるタイプを指すことが多いです。地上部が残るタイプは、常緑多年草として区別されます。

多年草・宿根草と一年草の違い

多年草・宿根草は、一度植えると何年も育ち、植え替えの手間が少ないです。冬は地上部が枯れても、根は生きていて翌年また芽が出ます。
一年草は、1年以内に枯れてしまい、毎年植え直しが必要です。たとえば、種まき→開花→枯死のサイクルを1年以内に終えるということです。
長く楽しみたいなら多年草・宿根草で、季節ごとに花を変えたいなど短いサイクルで楽しむ場合は一年草がおすすめです。

季節別|冬から春の多年生植物10選

クリスマスローズ

キンポウゲ科クリスマスローズ属

開花時期12~3月
花色白、ピンク、紫紅、緑
花の大きさ4~6㎝
草丈15~60㎝
原産地ヨーロッパ南部~西部、西アジア
園芸分類常緑多年草

水はけがよく、適度な水分をもつ肥沃な土壌を好みます。半日陰でよく育ち、寒さには強いですが、花は霜に当てると傷みやすいです。
古い葉は花が咲く前に切ると、病害虫予防になり花がキレイに見えます。肥料は秋~春に緩効性肥料を少量与える程度で、控えめがコツです。
直射日光と夏の蒸れにさえ注意すれば、放っておいても毎年咲く丈夫な植物です。

スノードロップ

ヒガンバナ科ガランサス属

開花時期11~3月
花色
花の大きさ2~3㎝
草丈10~20㎝
原産地フランス~コーカサス山脈
園芸分類多年草(秋植え球根)

球根は7~9月、落葉樹の下に腐葉土などを十分にすき込んでから植え付けます。数年間は植えっぱなしで大丈夫です。
植え場所は日当たりから半日陰の、冬は日が当たり、夏は木蔭になる場所が理想です。肥料は基本不要で、花が終わっても葉は切らず、自然に枯らして来年の栄養にします。
耐寒性はとても強く、寒さで花が咲くタイプなので防寒も不要です。

ユリオプスデージー

キク科ユリオプス属

開花時期11~5月
花色
花の大きさ3~5㎝
草丈90~100㎝
原産地南アフリカ
園芸分類多年草(常緑低木)

水はけが良い土壌で、日当たりの良い場所を好みます。日陰だと花が少なくなります。
水やりは土が乾いたらたっぷりやるようにしますが、やりすぎは根腐れの原因になるので注意が必要です。肥料は春と秋に月に1回ほど、液体肥料か緩効性肥料を与えるようにしてください。
花が終わったら早めに切り戻すのがコツで、伸び過ぎたら全体を軽く刈ると形がキレイに整います。

スーパーアリッサム

アブラナ科ニワナズナ属

開花時期10~5月(条件が良いとほぼ咲き続ける)
花色白、薄紫
花の大きさ0.7~1㎝(花房3~4㎝)
草丈20~30㎝(株幅40~60㎝)
原産地地中海沿岸から西アジア
園芸分類多年草(半耐寒性)

一般的なアリッサムより生育旺盛で、長い期間、白い小さな花を咲かせます。暑さや病気にも強く、寒さにも比較的強いです。
日当たりと水はけが良く、乾燥気味の環境を好みます。肥料は植え付け時に元肥を施し、開花時期は月に1回ほど液肥をプラスしてください。

宿根ネメシア

ゴマノハグサ科ネメシア属

開花時期3~11月(4~6月、10~11月が最盛期)
花色白、黄、ピンク、紫、複色など
花の大きさ1.5~2㎝
草丈20~30㎝
原産地南アフリカ
園芸分類多年草

風通しと日当たりが良く、水はけの良い土壌で育ててください。渇いたらたっぷりと水やりしますが過湿は嫌います。
長い期間咲く花なので、肥料は定期的に与えてください。液体肥料なら月に2~3回、固形肥料であれば月1回程度が目安です。
これらのお手入れだけで、花を長く楽しむことができます。

プリムラ

サクラソウ科サクラソウ属

開花時期11~4月(品種による)
花色ピンク、赤、黄、オレンジ、白、紫、複色など
花の大きさ2~6㎝
草丈5~15㎝
原産地ヨーロッパ、中国、ヒマラヤ周辺の高山地帯
園芸分類常緑多年草

日本の暖地では夏越しが難しいため、一年草扱いされることが多いです。
寒さには比較的強いですが霜や寒風は避けるようにして、水やりは土の表面が乾いたら花や葉にかけないよう株元にたっぷりと与えてください。
植え付け時に緩効性肥料を土に混ぜ、開花中は2週間に1度の液肥か2か月に1回の置き肥をします。花がら摘みやこまめな追肥が次々と花を咲かせるコツです。

冬咲きクレマチス

キンポウゲ科クレマチス属

開花時期10~5月(品種による)
花色白、乳白、緑、複色
花の大きさ3~5㎝
草丈100~300㎝以上(つるの長さ)
原産地北半球
園芸分類多年草(つる植物)

日当たりを好み、冬でも比較的暖かく、風の当たらない場所で育てるのが理想です。水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与え、生長期(秋~春)に緩効性肥料を1〜2ヶ月に1回施すようにしてください。
寒さの中でも元気な葉を保ち(常緑タイプ)、花の少ない時期に庭の主役となる丈夫な植物です。

オステオスペルマム

キク科オステオスペルマム属

開花時期1月~5月、9~11月
花色紫、白、黄色、ピンクなど
花の大きさ5~10㎝
草丈20~80㎝
原産地熱帯アフリカ、アラビア
園芸分類多年草(半耐寒性)

春から初夏にカラフルな花を咲かせる「アフリカンデージー」の愛称で親しまれる植物です。日当たりと水はけの良い場所を好み、耐寒性は高いですが夏の高温多湿に弱い特性があり、花がら摘みと切り戻しが長く楽しむコツです。
肥料は、開花時期に液体肥料を1週間に1回程度与えます。最低温度は約-5℃まで耐えられますが霜には注意してください。

アネモネ

キンポウゲ科アネモネ属

開花時期2~5月
花色赤、白、青、紫など
花の大きさ5~8㎝
草丈15~50㎝
原産地ヨーロッパ南部、地中海沿岸
園芸分類多年草(秋植え球根)

本格的な春を告げる秋植え球根です。
10月下旬〜11月に日当たりと風通しの良い場所へ植え付け、冬は寒さに当て、過湿を避けて乾燥気味に管理するのがポイントです。
乾燥した球根は吸水させてから植え、土の表面が乾いてから水やりをします。花後は花茎を地際で摘み、夏は球根を乾燥させます。
これらのポイントを押さえれば、良好に育って毎年美しい花を楽しむことができます。

マーガレット

キク科モクシュンギク属

開花時期11~5月
花色白、ピンク、赤、クリーム、黄など
花の大きさ5~8㎝
草丈30~100㎝
原産地スペイン領カナリア諸島
園芸分類多年草(常緑低木)

温暖な気候を好むため、寒冷地では冬越しが難しく一年草扱いされますが、暖地や鉢植えで管理すれば何年でも育つ多年草です。
秋から初夏までは日当たりと水はけのよい場所に植えれば楽に育ち、夏は風通しを良くして蒸れを防ぎ、花後は切り戻しをすると株が長持ちします。
何回か夏越しや冬越しをさせると、栽培を重ねるうちに性質が丈夫になっていく傾向があります。

季節別|夏から秋の多年生植物10選

ルドベキア

キク科ルドベキア属

開花時期6~9月
花色黄、オレンジなど
花の大きさ5~10㎝
草丈40~300㎝
原産地北アメリカ
園芸分類多年草(1年草・2年草もあり)

日当たりと水はけの良い場所を好み、夏の暑さに非常に強い丈夫な植物です。水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与え、開花期には花がら摘みをすると次々と咲きます。
病害虫にも強く、初心者でも育てやすいですが、冬は寒風を避けるとより良好になります。肥料は、開花期に薄い液肥を与える程度で大丈夫です。

エキナセア

キク科エキナセア属

開花時期6~9月
花色紅紫、紫、乳白など
花の大きさ10㎝
草丈60~100㎝
原産地北アメリカ東部
園芸分類多年草

日当たりと風通しの良い場所で、乾燥気味に育てるのがコツです。梅雨時の蒸れによる灰色カビ病には注意してください。
基本的には、丈夫で手間がかからず、夏から秋に花を咲かせる多年草です。地植えでは水やりはほぼ不要ですが、土の表面が乾いた場合は水を与えます。
植え付け・植え替えを行う場合は3~4月または9~10月が適期です。

宿根フロックス

ハナシノブ科フロックス属

開花時期6~9月
花色ピンク、赤、紫、白、複色など
花の大きさ2~3㎝
草丈60~120㎝
原産地北アメリカ
園芸分類多年草(1年草もあり)

日当たりと風通しの良い場所を好み、病気(うどんこ病)にさえ注意すれば、植えっぱなしでも丈夫に育ちます。春か秋に30~40㎝間隔で植え付け、土の表面が乾いたら水やりします。
過湿を嫌うので、真夏は西日を避け、梅雨前には剪定で風通しを確保してください。株が混み合うと根詰まりしやすいので、2~3年に1回、春か秋に株分けを兼ねて植え替えします。

アガパンサス

ユリ科アガパンサス属

開花時期6~7月
花色濃紫、淡青、白
花の大きさ3~5㎝(長さ)
草丈60~200㎝
原産地南アフリカなど
園芸分類多年草

乾燥に強く、地植えではほぼ放置でも毎年花を咲かせるので、初心者でも育てやすいです。日当たりと水はけの良い場所を好み、半日陰だと花つきが悪くなります。
地植えの場合、根づいた後の水やりは不要ですが、乾燥が続くようであれば水を与えください。肥料は春と秋に控えめに施し、3~4年に1回、株分けをするのが良好に育てるコツです。

ヘレニウム

キク科ヘレニウム属

開花時期6~10月
花色黄、オレンジ、褐色など
花の大きさ3~5㎝
草丈50~150㎝
原産地北アメリカ
園芸分類多年草

日当たりと水はけの良い場所を好み、病害虫にも強く非常に丈夫な植物です。植えっぱなしでも育ちますが、初夏に切り戻すと草丈を抑え、花数も増えます。
肥料は好まず、痩せ地でも育つため、肥料の与えすぎには注意してください。咲き終わった花をこまめに摘むと、次々と花が咲きます。
6月頃に半分程度に切り戻すと、枝数が増え、コンパクトにまとまります。

シュウメイギク

キンポウゲ科アネモネ属

開花時期9~10月
花色紫紅、ピンク、白
花の大きさ5~7㎝
草丈50~100㎝
原産地日本、中国
園芸分類多年草

日陰の湿り気のある土壌を好み、病害虫が少なく丈夫で手間がかかりません。西日を避け、落葉樹の下や北側などの明るい日陰に植えるのが最適です。
乾燥を防ぐため土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。夏場の乾燥を防ぎ、冬に地上部枯れた後に切り戻しを行うことが毎年きれいに花を咲かせるコツです。

ホトトギス

ユリ科ホトトギス属

開花時期9~10月
花色白、紫、黄など
花の大きさ3~4㎝
草丈30~70㎝
原産地日本、東アジア
園芸分類多年草

風通しの良い明るい日陰が最適なので、日当たりで育てる場合は遮光ネットや寒冷紗を使って明るい日陰を作るようにしてください。水はけと通気性の良い土を好むので、市販の培養土の使用がおすすめです。
乾燥に弱いので、土の表面が乾き始めたら、たっぷりと水やりします。肥料は生育期に行い、肥料で根が傷みやすい真夏と、休眠中である冬は避けます。

オミナエシ

オミナエシ科オミナエシ属

開花時期6~9月
花色
花の大きさ3~4㎝
草丈30~120㎝
原産地東アジア
園芸分類多年草

日当たりと風通しの良い、乾燥気味の場所を好みます。真夏は半日陰が理想です。
水やりは、地植えの場合は根付いたらほぼ必要なく、鉢植えは土が乾いたら水やりしてください。肥料は多肥にすると葉ばかり茂り、株が軟弱になるため、春~秋の生長期に緩効性肥料を少量与える程度にします。
背が高くなるため、支柱が必要になる場合があります。

モナルダ

シソ科モナルダ属

開花時期7~9月
花色深紅、ピンク、紫、白
花の大きさ3~5㎝(長さ)
草丈60~150㎝
原産地北アメリカ
園芸分類多年草

耐寒性のある多年草で、乾燥にさえ注意すれば初心者でも育てやすいです。日当たりと風通しの良い場所を好みますが、真夏の直射日光は避けます。
咲き終わった花はこまめに摘むと、次々に花が咲きやすくなります。
水やりは、地植えはほぼ不要で鉢植えは土の表面が乾いたら与え、肥料は春と秋に緩効性肥料を株元に与えると花付きが良くなります。

チェリーセージ

シソ科アキギリ属

開花時期5~11月
花色赤、白、ピンク、赤白の複色など
花の大きさ2~3㎝
草丈40~100㎝
原産地メキシコ、グアテマラ、アメリカ南部など
園芸分類多年草(半常緑低木)

さくらんぼのような甘い香りがあり、乾燥に強く暑さに強いハーブで、初心者でも育てやすいのが特徴です。日当たりと水はけの良い場所を好み、秋まで咲くため、長く観賞用として楽しめます。
水やりは、鉢植えは土が乾いたらたっぷりと、地植えは根付いたらほぼ不要です。4~7月、9~11月に伸びすぎていたら、切り戻すと花付きが良くなります。

多年生植物(多年草)と一年草の選び方

多年生植物(多年草)の選び方

多年生植物を選ぶ際は、置き場所の環境に合う植物であることを優先します。地域の冬越しができるか、日当たり・半日陰・日陰の日当たり条件などです。
開花時期を意識することも大切です。春咲き、初夏咲き、秋咲きを考慮すると、開花リレーにより、庭に花のない時期が少なくなります。
管理の手間がどれくらいかかるかの確認も必要です。忙しい人ほど、強健で放任しても丈夫な多年草を選ぶのがおすすめです。
また、数年後の成長した姿をイメージして選ばないと、庭の雰囲気や他の植物とのバランスが悪くなる可能性があります。

一年草の選び方

一年草は生長が早く、その年のうちに華やかな花壇を楽しめるため初心者にもおすすめです。失敗しない一年草の選び方を以下にまとめました。

  • 植える場所の日当たり・環境|日当たり条件や土壌の乾燥や湿気など
  • 開花時期|要望に合う開花時期かを確認する
  • 育てやすさ|丈夫で病害虫に強く植えっぱなしでも次々咲く
  • 草丈や花姿で選ぶ|背の高低、垂れの有無、横の広がりなどを確認

一年草の苗は、葉の色が濃い、茎が太く間延びしていない、害虫がついていないものを選べば大きな失敗はないはずです。

多年生植物の耐寒性

多年生植物は、冬越しして毎年咲くというのが特徴の一つであるため、耐寒性について確認しておくことは重要です。
冬の寒さにどこまで耐えられるかの目安は、大きく以下の3つに分けられています。

強い(耐寒性あり)地植え向きで霜や0℃以下でも冬越しできる
普通(半耐寒性)軽い霜ならOKだが、寒冷地では鉢植えが安全
弱い(非耐寒性)寒さに弱いので、冬は室内管理が必要

多年草でも寒さに弱い種類は枯れますから、特に寒冷地では、この耐寒性が要注意になります。「耐寒性あり」と「地植え可」が併記された植物を選ぶと冬越しの失敗は激減します。

多年生植物のお手入れ方法とポイント

花がらはこまめに摘んでおく

多年生植物で、花がらをこまめに摘んでおくことは重要なお手入れの一つです。
花がらを摘むことで、種を作るエネルギーが新しい花へ回り、株をキレイに保つことができるからです。また、腐った花が葉に触れると、カビや病気の原因になります。
やり方のポイントは、花がらは茎の付け根から切ることで、花だけ摘むと茎だけが残り見栄えが悪いです。病気やカビが出ている株は最後に作業して、作業後は消毒してください。
花がら摘みは、花が咲き終わるたびにまめに行うのが、株全体を良好にすることにつながります。

切り戻しを行う

切り戻しとは、伸びすぎた茎や、花が終わった部分を途中で切って整える作業のことです。
切り戻しによって、株の間延びが防止され、風通しが良くなり、エネルギーが新芽に集中して二番花・三番花が咲きやすくなります。これにより、株の蒸れや病気予防、花数アップができるので株が若返ります。
切り戻しのタイミングは、花後が基本です。春~初夏の生育期に伸び過ぎたら、軽く整える程度に、草丈の1/3~1/2を目安に切り戻ししてください。
やり方は、花が終わった茎を探し、葉の付け根(節)の少し上でカットします。込み合った枝・弱い枝も一緒に整理しますが、新芽の出ている位置を確認してから行うのがポイントです。

それぞれの植物に合った頻度で追肥

多年生植物は、一年草ほど肥料を必要としません。与えすぎると葉ばかり茂って、病気や弱る原因になることもあります。
それぞれの植物に合った追肥の頻度はありますが、春の生育開始時期と花後か秋の年2回施肥するのが基本です。
タイプ別に追肥の頻度をまとめました。

花付き重視タイプ年3~4回マーガレット・ユリオプスデージーなど
丈夫・放任向きタイプ年1~2回(控えめに)クリスマスローズ・アジュガなど
葉を楽しむタイプ年1~2回ヒューケラ・ラミウムなど
半日陰・日陰向きタイプ年1回(春に1回のみ)ホスタ・フウチソウなど

与える肥料は、緩効性肥料が一般的です。

剪定を行う

多年生植物の剪定を行うのは、株の形を整えて風通しを良くし、病害虫を防ぎながら次の開花を促すためです。
剪定のタイミングとしては、花後すぐ(花がら摘み)、生育期(春~初夏)、休眠前(秋~初冬)が基本になります。寒冷地では、冬の強剪定は株が弱るので避けるほうが無難です。
剪定のやり方のポイントは、枯れた葉や弱った枝は根元から切り、元気な茎は葉や芽の少し上でカットします。一度に切るのは、全体の1/3程度までを目安にすると安心です。
剪定時には、病気予防のため清潔なハサミを使い、切り口から病原菌が侵入しやすくなる雨の日に行うのは避けましょう。

多年生植物(多年草)に関するよくある質問

多年草の中でも手入れが少ない植物は?

多年草の中でも手入れが少ない植物の代表格は以下の品種になります。

  • クリスマスローズ|冬から春に咲き日陰~半日陰で育つ
  • アジュガ|常緑で春に花が咲き日陰でも繁殖する
  • エキナセア|夏の暑さや乾燥に強く真夏に花を咲かせる

また、今回詳しく紹介しきれませんでしたが、以下の植物も手間いらずでおすすめです。

  • エリゲロン(源平小菊)|非常に丈夫でこぼれ種で育つ
  • ギボウシ|日陰を好み寒さにも強く美しい葉を茂らせる
  • ヒューケラ|日陰で育つカラーリーフで花がない時期も葉色で彩る

これらの多年草は、ほったらかしでも毎年咲き丈夫です。

多年生植物を育てるメリットは?

多年生植物を育てる最大のメリットは、一度植えれば数年にわたり毎年同じ時期に開花するため、手間が少なくて済むことです。株が年々大きく立派になり、開花数も増えていくため、庭の景色が時間とともに充実していく見ごたえもあります。
毎年の開花に合わせて剪定や株分けをすれば、庭のベースとなるボーダーやグランドカバーとして活用できるのも大きなメリットです。

多年生植物(多年草)のお手入れはスマイルガーデンにお任せください

多年生植物は、初期投資さえすれば、一年草のように毎シーズン植え替える必要がなく美しい花や葉で楽しませてくれます。しかし、お庭に合う植物の選び方は難しいですし、大きくなり過ぎたときの剪定や切り戻しなど最低限の手入れは必要になります。
そういうときに頼りになるのは、長年の実績があって、さまざまな場面での経験が豊富な造園会社です。造園会社なら、ぜひ検討していただきたいのがスマイルガーデンです。
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まとめ

多年生植物は、一度植えるとローメンテナンスで何年も育つ植物です。長く楽しめてコスパが良く、お庭を安定的に支えてくれるアイテムでもあります。
ただし、植える場所に合う多年生植物を、数年後に成長した姿をイメージして植えることが大切です。生長が旺盛なものが多いので、切り戻しや植え替え、株分けも必要になります。
これらの最低限の注意点さえ押さえておけば、あなたのお庭になくてはならない植物として育ってくれるはずです。